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2019.03.31

category: feel

やがて心に満ちゆくもの

My daughter
2018 September

                         ♪でも 大切なことは ふたりでいること

                              YES-YES-YES...
             
                         振り返らないで 今 君は素敵だよ
                         WOO・・・僕のゆくところへ
                         あなたを連れてゆくよ 手を離さないで♪

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                        もしもそれが、形のあるものだとするならば、

                        大好きな歌は、この両手に、

                        抱えきれない程たくさんあるけれど、

                        だけど、それでも、この歌がいちばん好き。

                        『好き』なんてどころか、ますます好きになる。

                        ますます、そして、どんどん深くなってゆく。

                        例えば、まるで、

                        辿り着くべき底など、端から無かったみたいに。



                                                  ♪ー♪
                                                 『YES-YES-YES』
                                                 ♪小田さん







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2019.03.30

category: feel

君と私の間の・・・


                     恋人、そして、夫婦の

                     心の奥深くに在る部分の関係性には・・・

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                     例えば、何も言わなくても分かり合える、

                     或いは、離れていても通じ合える

                     『魂一体型』と、

                     言葉を投げ合い、時にはぶつかり合うことで

                     少しずつ理解し合い、許し合って、

                     共に相手を受け入れてゆく

                     『魂修業型』があるのだとしたら・・・

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                     あなた(夫)と私は、間違いなく『修業型』だね?

                     私たちは、ちっとも似ていないし、

                     あなたと私は、言葉を用いなければ、

                     互いの心の中を解ることなんて、少しもできはしない。

                     今までも、そしてたぶん、これからも。

                     (お花にもカメラにもさほど興味がないのに
                      いつも辛抱強くつきあってくれてありがとう)

                     先を歩いて行く夫の背中にそう言いつつ、
                       
                     そんなことを思いながら撮った今日の梅の花。

                     午後からは、冷たい雨が降り始め、強い風も吹いてくる。

                     さあ、コートのボタンをきっちり閉めて・・・

                     春は、こうして、足踏みしつつやってくる。



 




ご覧いただきありがとうございます
                                                                                                     

2019.03.29

category: 本のこと

夜と君が色を添えるもの


                      胸への迫り方が、関わるその時間帯によって

                      ずいぶん変わると思うものに、

                      物語・・・本の世界のことがある。

                      読み進めてゆくごとに

                      (これは、危ない)と思いながらも、昨夜は

                      ページを捲る指を、最後まで止めることができなかった。

                      すべての音を吸収するかのような闇が、

                      そして、あの子の存在が、悲しみとやるせなさを、

                      次第に胸の中で肥大させてゆく。

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My dear bard
Rui・・・

                    『幸福におなりなさい。お望みの赤いばらをさしあげましょう
                    それを月明かりのなかで音楽から作りだし
                     あたしのこの胸の血で染めてあげましょう。』

                    ばらを胸の血で赤く染め上げ、

                    自らの命と引き換えに得たその花を、

                    恋しい人に捧げた一羽のナイチンゲール。

                    それでも、その悲しい犠牲は、報われるどころか、

                    ナイチンゲールの命そのもののようなその薔薇は、

                    最後はその青年の手によって投げ捨てられてしまうのだ。

                    私は、その薔薇共々、深い闇の中に

                    放り投げられてしまったような気持ちになる。

                    落ち込んでしまった色濃い闇の中、

                    私は、寝室の真下のリビングで、ひとり眠っているあの子に謝る。

                    (ルイちゃん・・・ごめんね・・・ごめんね・・・ルイちゃん)

                    まるで、あの子が、そのナイチンゲールであるかのように・・・

                    そして、この私が、その愚かであさましい青年でもあるかのように。


                                                  『』内
                                         オスカー・ワイルド著*幸福な王子*
                                         『ナイチンゲールとばらの花』より







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2019.03.28

category: feel

シンプルを引き戻す

2018年 紫陽花咲く頃。
Photo husband

                       (服から選ばれるようになったなぁ・・・)

                       最近しみじみそう思う。

                       若い頃は、どんな服でも、

                       それなりに似合うと思って着ていたし、

                       30代の頃だって、着たいと思う服が

                       まだ違和感なく着れていた。

                       フリフリやレースのや何でもウエルカムで(笑)

                       ところがどうだろう・・・

                       最近では『あの頃脳』のまま選んだ服は、

                       服の方から、ことごとく拒絶される(笑)

                       取りあえず着てみて、鏡の前に立った時の違和感たるや(笑)

                       それでも無視して、強行突破で着てしまって、

                       写真に撮った時の妙な雰囲気たるや(笑)

                       かわいいもラブリーも手放して、シンプルでいこう。

                       と、言うわけで・・・

                       最近では、ひたすらシンプルなシャツを縫う日々です。







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2019.03.27

category: feel

その歌と深まる・・・

いつかの私。
Photo husband

                     ♪夜明けの海が悲しいことを
                      あなたから教えられた海岸通

                      あなたの言うとおり妹のままで
                      いた方が良かったかもしれない♪

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                     イルカさんのこの歌と出会ったのは

                     中学生の時だった。

                     良い歌、すごく好きな歌・・・そう思った。

                     私も、海がすぐそばにある町で生まれて、育って、

                     過ごして、そして、ずっと生きていて・・・

                     だからなのかは分からないけれど、

                     この歌の物語の中にいる彼女のことが、

                     まるで、我が事のように思えてしかたなくて、

                     いつも重ね合わせるように聴いていた。

                     そう、解ったつもりで、聴いていた。

                     (でも、たかだか中学生でしょ?あなたは・・・?
                     解るもんですか・・・まったく生意気な)と

                     今の私なら言ってあげたくなる。

                     もちろん、あの頃の私自身に。(笑)

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                     ♪あなたがいつか
                      この街離れてしまうことを
                      やさしい腕の中で 聞きたくはなかった♪

                     今だからこそ、わかること、

                     年齢を重ねなければ、感じることができなかったこと・・・

                     そう、あるのだと思う、きっと。

 
                                        
                                       
                                       今日、ミシンをかけながら聴いていた歌。
                                              イルカ♪海岸通♪

               

 



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2019.03.26

category: ルイ

天使の羽音


                      指一本に乗るルイちゃん。

                      手の上でまどろむルイちゃん。

                      その体は、とても軽いです。

                      でも、ルイちゃんの命は、当然

                      とても重くて、かけがえのないものです。

                      たくさんの鳥さんの中から、

                      縁あって我が家にやってきました。

                      人生一度きりと言いますが、鳥さんの生きること・・・

                      すなわち鳥生もまた、一度きりです。

                      輪廻転生・・・

                      例えば、生まれ変わるということが、あったとしても、

                      このルイちゃんは、当然、今のこのルイちゃんだけです。

                      そう思うと、ますます愛しく大切に思え、

                      (ルイちゃんが毎日幸せな気持ちで過ごしていますように)

                      そう願わずにはいられなくなります。

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                      (私がルイちゃんを守らなければ・・・)

                      使命にも似た気持ちでそう思ってしまいます。

                      でも、実は、私の方がルイちゃんに守られているのかも・・・

                      と思うことがあります。

                      ルイちゃんを、日々、見つめることで、

                      人間としての私自身の良くないことに気づかされるのです。

                      謙虚な気持ちを忘れず、他の誰とも比べず、

                      欲を持ちすぎることなく『今ここ』に集中して生きること。

                      ルイちゃんが教えてくれました。

                      正されるということは、ある意味、

                      守られているということでもあると思うのです。

                      ルイちゃんは、僅か9畳半のお部屋を、

                      何にもぶつかることなく、器用に飛び回ります。

                      与えられた環境の中で、精一杯楽しく生きる・・・

                      聞こえるルイちゃんの翼が奏でるものは、

                      見たことはないけれど、きっと、汚れの無い天使の、

                      もしくは、妖精の羽音と似ているに違いありません。








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2019.03.25

category: 日々

雪に震える花・・・花と戯れる鳥

Yesterday...

                     雪と梅の花。

                     寒かったけれど、このコラボは

                     見ていて、とても美しかった。

                     名残る雪は、時に、粋な演出をする。

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                     ひととき梅の花を観賞し、数枚の写真を撮ったら

                     早々に、車に戻るつもりでいたけれど、

                     なぜか立ち去りがたく、寒さに震える夫を、

                     先に車に戻るように促し、

                     ひとり眺めつつ、撮り続けていたら・・・

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                     わぁ・・・なんてこと・・・信じられない。

                     逢いたい野鳥の中の一羽だった

                     『エナガ』が、眼の前に。

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                     息を潜めるようにそっと近づいて・・・かわいい。

                     『体長約13cm。
                     マシュマロに尾っぽをつけたような体型。
                     尾は長い。
                     頭上は白色、眉斑は黒色』
                                   所有の野鳥図鑑より。

ume enaga szyu

                     シジュウカラもやってきて、メルヘンコラボ。

                     またとないかもしれない、

                     本当に美しく可憐な写真を、撮らせていただいた。


                                             Location*地元神社境内*
                                             神様ありがとうございます。





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2019.03.24

category: Swan

寒さの質感

Today
My Flower
                       (寒いって、こんなにも寒いものだっけ・・・?)

                       まるで、おかしな日本語だけど、そう思う。

                       去ったはずの冬が、また戻ってきたのだ。

                       あの本来の冬の日々、雪舞いの日々、

                       寒さなんて、ものともせず外へ飛び出した。

                       まるで、雪遊びが楽しくてたまらない子供みたいに。

                       寒さを少しも気にもとめなかったのは、

                       寒いことを、あんなにも楽しめたのは・・・

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Love Swan
2月のこと。

                        間違いなく、そこに君がいたからだ。

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                        君のいない寒さなんて

                        まったく、やりきれない。

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                        君のいない雪の中なんて

                        寒いにも程がある。

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                        君がいないままに

                        吹かれる冷たい風の中なんて

                        歩く足さえままならない。

                        君のいない寒さの質感に、

                        冬の只中にいた頃よりも、震える私がいる。

 




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2019.03.23

category: feel

幾つかのエール

My handmade

                     あの頃からしてみれば、有り得ない間違いをする。

                     そのことに、哀しみにも似た気持ちと共に、

                     誰より、私自身が驚く。

                     縫い上がるまでに、時間もずいぶんかかるようになったし。

                     洋服作りのことだ。

                     その度に、

                     (もう、手作りはいいんじゃない?)
                     (下手したら作るより安く買えるし)

                     と、思う。

                     薄い疲労と共に、自問自答した後、

                     (うん、もう止めよう)

                     そう思い、ミシンを、クローゼットの中に押し込む。

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My handmade

                    (でも、私は別に、着ることのためだけに
                     作っているわけじゃないし・・・)

                    そうも、思う。

                    一枚の布から、立体的な服が出来上がることのときめき。

                    それに袖を通すうれしさ、世界に一枚きりの服。

                    着て、洗って、そしてまた着て、服が馴染んでくる喜び・・・  

                    そう、縫うことは、ただ単純に楽しく

                    布やミシンとは、どうしたって、別れ難いのだ。

                    (いいじゃない、間違ったって、やり直せばいいのだし)
                    (いいじゃない、時間がかかっても、いずれは縫い上がるのだし)

                    クローゼットに押し込んだミシンを、呼び戻す。

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                    心がさ迷いはじめたら、絵本の中の

                    小さなお友達の力を借りよう。

                    こみねゆら著*ミシンのうた*

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                    にしまきかやこ著*わたしのワンピース*

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                    こみねゆら著*もりのちいさなしたてやさん*

                    どの女の子も、ミシンを、布を、

                    こよなく愛している。

                     

                                           

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2019.03.22

category: 琴庭

和紙の手触りにも似て・・・

Today...
                       この時期、ショッピングモールよりも

                       おしゃれな雑貨屋さんよりも

                       私にとっての危険な場所は、園芸屋さん。

                       そうみすみすわかっていながら、昨日向ったのは、

                       隣県の『ハーブワールド』

                       それはもう、誘惑される気満々で(笑)

                       この場所は、冬季は閉鎖しており、

                       3月になるとオープンするので、この日を

                       心待ちに楽しみにしていたというのもあるのだけれど。

                       お店の中に入ると、すぐさまハーブの香りに包まれ

                       心地良く癒されて、幸せな気分に。

                       程良い広さのお店の中には、レストランもあって

                       そのお店のラベンダーソフトは、大のお気に入り。

                       お花の時期は、これからのガーデンは次回の楽しみに。

                       さて、問題の園芸コーナーは、想像した通りの美女ぞろい(笑)

                       全部連れ帰るわけにもいかないので、

                       迷いに迷って選んだのは、こちらのお花『ローダンセ』

rodanse20190322b.jpg
 
                       マクロ撮影・・・ソロヒロイン。

                       このピンクは、モノトーンの冬から、心解き放つ色。

                       心にうれしい、ときめきの春色。

                       触れてみると、まるで和紙のような質感の花びら。

                       こうして、お花の力を借りながら、少しずつ

                       心の冬も脱ぎ捨てて、春へ。

                         




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2019.03.19

category: 日々

春風柔らか・・・春の目線

星の瞳

                      (10度越えると、こんなに暖かいんだな)

                      と、改めて実感しつつの、いつもの散歩道。

                      最高予想気温は14度。

                      最近では、野鳥たちの姿も、

                      ちらほら見かけるようになったから

                      今日は、カメラをしっかり携えて。

                      冬の間は、愛しのあの子たちを見るために

                      目線の先は、ほぼ、空だったけれど、

                      春先は、足元にも、しっかり向けなくては・・・

                      と、さっそく・・・静かに、控えめに春を告げる

                      『オオイヌノフグリ』別名『星の瞳』

                      私は、別名の方が好き。

                      ロマンチックだし、咲いている姿は、

                      まさに、『星の瞳』だと思うのだけれど・・・笑。

suisen20190319.jpg

                      いつの間にか水仙も咲いていて

                      春なんだなぁ。

                      お目当ての野鳥さんを撮ることはできなかったけれど

                      心地良い風と光りに気持ちも弾み

                      気がつけば、けっこうな距離を歩いていて

                      束の間、カロリー消費を、喜んだけれど、

                      近くのお菓子屋さんで、おやつを購入。

                      (これで、プラマイ0だよね)とひとり苦笑い。







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2019.03.18

category: 琴庭

姫の間に間の・・・

Today...

                      薔薇姫さまたちが咲くまでに

                      小さなお花たちが、小さな庭を彩り中。

                      5月まで繰り返し咲き続けるビオラ。

viora20190318b.jpg

                      小指の先ほどの小さなビオラ。

                      このお花、価格プレートがついてなく・・・

                      でもビオラは、比較的求めやすいお値段だから

                      (そんなにしないでしょう)と思い

                      カゴに三つ入れてレジまで行ったら

                      お店のマダムに、

                      「このビオラ、今年初めて入ってきた品種で
                      普通のより高めの値段なんですよ?」と言われ

                      その値段を聞き、すごすごと一個戻したもの(笑)

                      でも、二個でも十分なボリュームに。

osuteo20190318a.jpg

                       大好きなオステオスぺルマム。

osuteoy20190318.jpg

                       同じくオステオ

                      *サマーヒーロー*

osutwow20190318.jpg

                      こちらは、白のオステオ

                      *バリエガータ*

                      寒いと閉じてしまうけれど、今日は晴れて

                      比較的暖かいから心地よさげに咲いています。

                      色づいてきた小庭を、うれしく思いながら

                      丹念に薔薇の新芽を見て回っていたら・・・

rafuransu20190318.jpg

                     あら、びっくり!!

                     *ラ・フランス*の蕾がもう・・・。

                     ちょっと姫さま?いくらなんでも、

                     せっかち過ぎやしませんか?(笑)






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2019.03.16

category: 日々

心に灯る花明り

Today・・・

                      愛らしく、梅の花。

                      春の気配に翻弄され過ぎぬようにと

                      決意にも似た気持ちで、思っていたけれど

                      やはり、そわそわせずには、いられない。

                      逢いたくて、見たくて、撮りたくて、

                      週末の度に、そわそわそわそわ。

ume20190316c.jpg
 
                      我が家所有の車は、夫の車の一台だけだから、

                      梅の花に逢いに行くには

                      こうして週末まで待つしかなく、

                      だから、なおのこと、そわそわする。

                      でも、こんな楽しいそわそわなら

                      歓迎すべきことかも・・・とも思ったり。

ume20190316b.jpg
  
                      モノトーンの冬を越え、こうして

                      少しずつ世界が色づいてゆく様は

                      何度繰り返し見ても、喜びに満ち溢れている。

                      ぽつぽつと、心の中にまで灯る花明りが

                      いつしか幸せの予感まで連れてきてくれる。                     

 







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2019.03.15

category: feel

心、春風に戯れし

いつかの私。
Photo:husband

                      マフラーをして、手袋をはめて、散歩に出かけた。

                      午後から溢れ始めた光りのそれは

                      すっかり春の色をしていて、窓の外に見る風景は

                      暖かげであるのに、この格好は、いささか

                      冬を引きずり過ぎなのでは?と、

                      思わず我が身を見下ろしてしまったけれど

                      昨日まで、あんなに寒かったのだし、

                      一昨日に至っては、雪までちらついたのだから

                      油断は禁物なのだ。

                      最もコートだけは、春ものにしたのだけれど・・・。

                      いつもの川辺、私の歩く反対側の川岸近くに白の影

                      愛しのあの子の姿があった。

                      コートのポケットから、がさこそとパンを取り出し

                      手招きしたら、こちらまで来てくれた。

                      うれしさのあまり、無意識の内に、にんまりしてしまう。

                      光りの中、戻りの道を歩いているうちに暑くなって

                      思わずマフラーをはぎ取る。

                      背後から自転車の音がすると思い、

                      脇によけたら、ジャージ姿の中学生だった。

                      (そっか、もう春休みか・・・)

                      風を巻き起こしながら、彼らが通り過ぎた瞬間

                      ふわりと柔軟剤の香りがした。

                      そう、ケミカル素材のジャージは、

                      柔軟剤の香りを、驚くほどに吸い込むのだ。

                      その姿があの頃の我が息子にも重なり、胸がきゅんとしてしまった。







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2019.03.14

category: 日々

夕暮れにそわそわ

2月のある日
黄昏の時。

                     (早く帰って来ないかなぁ)

                     そう何度も胸の内で呟き、いつもの数倍の気持ちで、

                     夫の帰りを待っていた理由は、図書館からメールが届いたからだ。

                     予約していた本の順番が、ようやく回ってきたのだ。

                     週末まで待っても、間違いなく借りられるのだけれど、

                     何しろ私は、その本を、首を長くして待っていたのだ。

                     夫の車の音を、外に聞くや否や、コートをひっつかみ

                     いそいそと玄関へ向い、待ちかまえる。

                     「図書館へ連れてって?」

                     「は?」

                     夫が玄関の扉を開けた途端、開口一番言い放つ。

                     勤めを終え、一日分の疲れを乗せた夫の顔を見たら

                     申し訳ない気持ちがよぎって、

                     「戻りはスーパーに寄って何かお総菜買おうよ?」

                     交換条件を、慌て気味に付け加えたけれど・・・。

                     目当ての本を抱えて、車に乗り込んだら、

                     フロントガラス越しに、強風に舞い踊りながら

                     降ってくる、なごりの雪が見えた。

                        





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2019.03.13

category: feel

夢とリアルの狭間

sakurakoto20190313.jpg
2018 Spring
Photo:husband

                      『それからお姫さまは、王子さまと共に
                      末長く幸せにくらしましたとさ』

                      そんな物語にも続きがある

                      例えば、そう想像したとして・・・

                      暮らしが続いてゆく中で、日々は、

                      決して、ロマンチックなことばかりではないだろう。

                      良いことも、良くないことも、仲良き時も、

                      はたまた不穏な空気が流れる時もあるだろう。

                      いくら王子さま、お姫さまと言えど

                      喜怒哀楽のある人間なのだから・・・

yaekoto20190313.jpg

                      例えば、こんな写真を撮ってもらった後で

                      「今日のご飯はなんにするの?」だの

                      「買い物はどこのスーパーでするんだ?」だの

                      写真という物語の中から、突如飛び出し、

                      いつも繰り出される現実感極まりない自分たちの会話を、

                      ふと思い出し、突然、そんなことを思った。

                      とは言え、例えに出す話が、王子さまとお姫さまの物語とは、

                      図々しいにも程があることを100も承知の上だけれど(笑)

                      ともかく、そんな夢見溢れた気分にさせてくれる

                      花たちのリレーが、今年も、もうすぐ始まる。

                      思う存分、夢と物語に、心を浸し楽しもう。                       

                         





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2019.03.12

category: Swan

川面にときめく

Love Swan

                       もう当分逢えないと思っていたのに

Swan20190312b.jpg

                      不意打ちがごとく逢えた

                      このときめきたるや・・・なんてこと・・・

                      川面に浮かぶ恋びとたち。

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                      瞼の裏のスクリーンに、あの子たちの

                      思い出のシーン上映しつつ、

                      日曜日、ふらり立ち寄った、母なる川の岸辺にて。







ご覧いただきありがとうございます

2019.03.11

category: feel

言葉探す日

いつかのモミジ。

                         
                         大好きな東北・・・

                         大切な東北・・・

                         愛おしい東北・・・

                         8年目の東北。

                         紡ぐ言葉は、相も変わらず見つからなくて、

                         ただ、ただ、静かに祈り捧げる日。









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2019.03.10

category: Swan

春の香り・・・君と川辺にて

Swan koto
Yesterday
Photo:husband

                       片方の羽根を怪我して、昨年から

                       留鳥している白鳥さんです。

                       昨年の猛暑、川の増水、幾度もの台風を

                       野生の逞しさで、見事に乗り越えました。

                       普段は、川辺に生えている草などを食べて

                       過ごしているようですが、時々パンを

                       小さくちぎって、少しだけあげています。

                       遠くにいてもお腹が空いている時は「おいで」と

                       手招きすると、こうして泳いで来てくれますが、

                       おそらく、他の方もあげているのでしょう。

                       お腹がいっぱいの時は、一口も食べようともしません。

                       私は、そんなあの子のことを、とても品格があり、

                       わきまえていて、常に一定の距離感を保ち

                       馴れ合うこともせず、なんて美しい魂の持主だろうと、

                       関心と感動の思いで見つめています。

                       この写真は、知らないうちに、

                       夫がスマホカメラで撮っていました。

                       あの子と私の小さな世界・・・何だかうれしくて、

                       スマホアルバムに隠し持ち、時々ひとりで見返しては

                       うれしい気持ちを、こっそり反芻しようとも思ったのですが

                       やはり、秘密の花園的『Fuwary.Slow』には

                       記しておこうと思いました。

                       もう、あの子は、故郷へは帰れないでしょう。

                       それを思うと、辛く、たまらなく切ない気持ちになりますが

                       どうか、どうか、元気で長生きしてほしい。

                       それが、願いです。

                       きっと地域の方々も、私と同じ気持ちだと想像しています。

 



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2019.03.09

category: 日々

躊躇うことなき春

Today

                      窓の外に、青空。

                      朝から美しく晴れた日。

                      昨日、一昨日と、寒が戻り、 

                      雪もちらつくほどの寒さだったけれど、

                      今年の春は、するりとやってきて、

                      何だか躊躇いがない。

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                     梅も次々とほどけるように咲いて、

                     眼を見張るばかり。

                     一昨日の記事で、

                     (春に翻弄されぬよう・・・)と決意じみたことを

                     書いたけれど、そんな目論見は

                     こうして生き生きと輝きを放つ花々の前に

                     あっさりと崩れてしまう。

ume20190309c.jpg

                     甘やかな香りを、思う存分楽しむ。

                     春は、本当に良い匂い。

                          







ご覧いただきありがとうございます                         

2019.03.07

category: 琴庭

誰よりも君だけを見つめる

My Rose
いつかのシュシュ

                        梅が咲いて・・・桜も咲いて・・・

                        その度に、そわそわ、そわそわ。

                        満開はいつ・・・?

                        カメラを持ってうろうろ、うろうろ。

                        咲き揃っていなくては、がっかりし、

                        雨降りの日は、ため息ついて、

                        強風の日は、散りはしないかとハラハラする。

                        春は、何かと翻弄されやすい。

                        (落ち着いているのよ?しっかりと落ち着いてね?)

                        私は、今から、今年の私に言い聞かす。

                        何事も自然の摂理。

                        完璧極まりない美しい景色、その時に、自分が

                        ぴったり添えるか、添えないか、それは、自然との『縁』というもの。

                        逢えたら、ありがたく味わい感謝して、

                        逢えなかったら、静かな心で見送ろう。

                        それよりも、この眼の前の庭、花たち。

                        これは、間違いなく私のもの。

                        見つめる先は、この花たちの成熟。

                        今年も少しずつ目覚めだして、赤い芽先が顔を出している。

                        育てよう、しっかり見つめて。

                        私は、今年の私に、何度も何度も言い聞かす。

                          

                          

                          

 ご覧いただきありがとうございます                         

2019.03.05

category: feel

心静かに・・・アニバーサリー

いつかの菜の花
いつかの私
Phpto:husband

                      3月は、このブログを始めた月です。

                      そして、今日が、その日です。

                      (もう5年になるのかぁ・・・)

                      そう思っていたら、なんと6年でした(笑)

                      最初は、ほとんど日記代わりでした。

                      他愛も無いことを、他愛も無くつらつらと綴る・・・

                      写真が上手になりたいという欲も

                      ほぼ無いに等しい気持ちでのスタートでした。

                      ネットは、不特定多数の方に見られる場所

                      そういう意識はあったものの

                      (誰の目にも止まらないだろうし、それでいいや)

                      と、思っていました。最初は。

                      (やっぱり、寂しいな・・誰かの目に止まってほしいな)

                      気持ちは、いつしか、そんなふうに変わっていきました。

                      ランキングに参加し、他の方に見つけていただき

                      ネット上で、言葉を交わせるようにまでなりました。

                      それが、とてもうれしくて、とても楽しかった・・・

nanohanakoto20190305a.jpg

                      でも、そのランキングが、いつしか

                      私の足かせのようにもなっていました。

                      自分の拙さを棚上げし、ランキングの上下に一喜一憂。

                      楽しいはずの場所、秘密の花園的場所、この

                      『Fuwary.Slow』が、他人様の動向を気にする場所に

                      なってしまっていました。

                      私は、ランキングから外れ、コメント欄もオフにしました。

                      そして、また再び、この『Fuwary.Slow』は

                      秘密の花園的場所に、戻りました。

                      繋がるべきご縁のある方々とは、このネット上に於いても

                      特別なことはせずとも自然に繋がれるだろう・・・

                      今の私は、そう思っています。

                      秘密の花園は、秘密ですが、鍵は、かけておらず

                      いつでもこうして開かれています。

                      そっと訊ねて来て下さる方々に、今心からの感謝を・・・

                      いつもありがとうございます。

                      7年目の『Fuwary.Slow』

                      今日ここからまた、気持ちも新たにスタートです。







ご覧いただきありがとうございます                         

2019.03.04

category: ルイ

心さ迷う場所

今日のルイちゃん。
                         
                      ルイのお気に入りのおやつ

                      粟ボールが無くなりそうなので

                      ペットショップへ行く。

                      あの場所へ行くには、多少なりとも

                      心構えと覚悟が必要だ。

                      小さな命たちが、自分の家族になってくれる人が

                      現れるのを、ひたすら待ち続ける場所。

Rui20190304b.jpg
  
                      どの子も間違いなく生きる権利を持って

                      生まれてきた、大切な命・・・いたいけな命。

                      表現が適切ではないかもしれないけれど、

                      気持ちを少し、鈍感に保っていないと、そうでもしないと、

                      あの場所では、たちまち泣き出しそうになってしまう。

                      無邪気な子供のように、ただただ

                      「かわいい~」と見ているには、今の私は

                      ペットについての真実の事情を知り過ぎてしまった。

                      犬や猫が、そうなのだから、小動物・・・

                      ルイの仲間の小鳥たち、家族に出会えなかった子たちは、

                      その先どうなってしまうのだろう・・・。

                      私は、思わず、その場で頭を振ってしまう。
 
Rui20190304c.jpg

                       眼の前で、ボタンインコが首を後ろに

                       嘴を羽にうずめて居眠りしている。

                       いじらしくて、かわいくて、連れ帰りたくなる。

                       本当に小さな体・・・手のひらにすっぽり収まるくらいの。

                       (どうか幸せに・・・やさしい人に出会えますように・・・)

                       ただただ、そう願わずにはいられない。

                          

                          

                                               


ご覧いただきありがとうございます                         

2019.03.03

category: 日々

春に光る海・・・春風に揺れる髪


                       今日、午後の海。

                       暖かな光り受け、キラキラと輝いて

                       冬を越え、春の喜び、こうして、眼の前に。

                                ♪ ♪ ♪

                       冬の間、髪を切れずにいた。

                       首元から肩を、すっぽり覆ってくれる髪の毛は、

                       ある種、自前のマフラーのようで、とても暖かくて(笑)
                            
                       このまま少し伸ばして、アップスタイルにしたり

                       巻き髪にしたり、アクセサリーで飾ったり

                       またロングヘアーを楽しもうかなと思ったけれど、

                       今日、結局ばっさり切ってしまった。

                       この思い切りときたら

                       (どうしたって私はロングヘアーじゃなくちゃ)

                       とこだわっていた頃が、嘘のよう(笑)

                       さわさわと春風に揺れる髪が、とても軽くて

                       (やっぱり切って良かったな)と

                       海を見ながら、思ったのだった。






ご覧いただきありがとうございます

2019.03.02

category: feel

写真をめぐる幾つかのこと

Photo by my husband

                       2018年は『撮ること』に夢中だった。

                       元々、自分が好きで始めたカメラだし

                       それが、本来のあるべき姿だったわけだけれど、

                       それに伴うがごとく、去年は、

                       夫に撮ってもらった自身の写真が、

                       とても少ない結果となった。

Rosegarden20190302.jpg
宮城県*やくらいガーデン*
Photo by Kotomi

                      夫は特別、写真には、興味がない。

                      きれいな景色だったり、珍しいものに出会った時は

                      記念にスマホカメラで撮っているようだけれど、

                      間違っても自分から『嫁』を撮ろうとは思わないようだ(笑)

                      記念写真としての撮影は、これはまた別として。

                      もしも、夫が、写真が趣味で、嫁をモデル風(笑)に

                      撮りたいと思うのなら、彼自身がインスタグラムの

                      アカウントを取得し、自身のその場所に投稿することだろう。

                      そう、夫は、SNSにも全く興味を示さない。

                      (ある意味、心の平和かもしれないけれど・・・笑)

Yokohamakoto20190302.jpg
2017年5月
横浜にて。
                   「撮って、撮ってと言われなくてほっとしてたでしょう?」と私。

                   「うん」と即答の夫。

                   多少腹ただしく思いながらも

                   (やっぱりね・・・)と妙な気持ちになりつつ納得(笑)

                   もう、撮ることに専念し、精進し、さらに磨きをかけよう。

                   いったん、そう思ったけれど・・・

himawarikoto20190302.jpg

                     2017年、秋田市ひまわり畑にて。

zieikan20190302.jpg

                     同年、自衛艦船上にて。

kosumosukoto20190302.jpg

                     同年、月山高原、コスモス畑にて。

forestkoto20190302.jpg

                     同年、地元空港併設公園にて。

matusimakoto20190302.jpg

                   同年、仙台は、松島にて。

                   昨日の記事先ありきで、写真を選んだきっかけに

                   これらの写真を見返してみると、

                   撮ってもらうことも、心弾む楽しいことであることを思い出した。

                   それに、自然の美しさとありがたさを、後に、こうして

                   再認識でき、さらに感謝の気持ちが沸いてくる。

                   (私の写真は、自然の素晴らしさに、とても助けられている)

                   素敵な景色に出会ったら、今年は、がんばってもらおう。

                   人生は、日々、思い出作り、楽しんだもの勝ちなんだから・・・笑。






ご覧いただきありがとうございます

2019.03.01

category: feel

春のささやき・・・君の声

いつかの海と。
Photo by my hausband


                       今どのあたり?

                       まさか、まだ、シベリアには

                       到着していないだろうけども・・・。

                       君の居ない川面は、空は、まるで、

                       気の抜けた炭酸飲料のように、

                       何かが、不足しているような気がして、

                       わびしく寂しく感じます。

                       それでも・・

                       君の俯瞰する瞳は、この繋がりの海を、波を、

                       風向きを、時には、地図代わりにして捉えていることだろう。

                       そう、大丈夫、繋がっているのだから、

                       遥か遠くに離れていても。

koto sea20190301b

                       『春の海 ひねもすのたり のたりかな』

                       弥生、三月。

                       この詩歌のように、君ゆく空も、そしてこの場所も、

                       やさしく穏やかなものでありますよう・・・。

                                               『春の海』*与謝蕪村*

                            




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久しぶりに青い空が見えています。今夜は星空にも会えるかなぁ。

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