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2019.01.31

category: feel

耳澄まし・・・雪の声


                        『海は、灰色に、静かに眠っていました。
                        そして、雪は、風と戦って、
                        砕けたり、飛んだりしていました。』

                             小川未明著:小川未明童話集
                                *月とあざらし*より。

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Love Swan
                        
                        そうか・・・。

                        今さらながら、府に落ちたような気になる。

                        紛れもない冬の日、雪の道、外へと出ると、

                        真横から、正面から、吹きつけてくる『雪』を

                        いつしか腹ただしく思いながら歩いている自分がいる。

                        (降ってもいいから、こんな降り方は止めて!!)

                        怒りの矛先は、いつも『雪』へ。

                        でも、そうか・・・雪は、風と戦っていたのか・・・。

                        雪そのものは、本来美しいもの。

                        顕微鏡で覗いたような、あの綺麗な結晶を

                        思い出してみても、それは、よく分かる。

                        美しいという『自負』があるのだから、

                        雪は、いつでも、優雅で儚げな降り方を

                        することを望んでいるに違いない。

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                        それにしても、この作者、小川未明さん。

                        1882年、新潟県生まれ。

                        つい最近知った作家だ。

                        私が、未だに知らない優れた作家が、

                        もうどれほどいるのだろう・・・

                        そう思うと、薄ら恐ろしくなる。

                        アンテナを、張り巡らし、とにかく読まねば。




ご覧いただきありがとうございます                          

2019.01.30

category: Swan

君と、森で・・・

Today・・・
Love Swan

                      住む世界、生きるべき世界は違っても、

                      君と、願わくば、

                      心通わせ合うことが、できたなら・・・

                      いつも、いつでも、そう思う。

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                      それが無理なら、せめて、

                      (あの人間は自分たちに危害を加えることはない)

                      そのことを、解ってもらえたら・・・そう思う。

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                      でも、

                      その願いの中、こんな時・・・

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                      あたかも、わかっていて、頭上を飛んでくれた・・・?

                      つい思ってしまう、こんな時・・・

                      おこがましくも、また、単なる偶然だったにしても

                      君と通じ合えたような気がして

                      私は、ただただ単純にうれしくて。






ご覧いただきありがとうございます

2019.01.29

category: Swan

風のひとり芝居・・・私のひとりよがり

Love Swan
行きの道。
                          
                       暴風雪警報、最大瞬間風速30メートル

                       及び、雷注意報・・・

                       そんな中、外へと飛び出す。

                       あの子たちの鳴き声は、一切聞こえてこない。

                       辺りが静まりかえる中、聞こえてくるのは、

                       吹きすさぶ風の音だけだ。

                       まるで風が、ひとり芝居を決行するかのように。

                       小鳥たちも、愛しいあの子たちも、生きものたちは

                       (こんな天気に動き回ったら無駄に体力を消耗するだけ)

                       そう、わかっているのだ、野生の本能で。

                       一方、人間の私は、時折差す日の光りに気を良くし、

                       根拠のない希望を胸に、ここへ来たのだった。

SWan20190129b.jpg

                       (あの子に会えるかも・・・ずっといるあの子に)

                       焼いたばかりの手作りパンが、ポケットの中で

                       ホッカイロよろしく、私の手を温め続けている。

                       でも、いつもの場所に、あの子は、いなかった。

                       (せっかく持ってきたのに・・・)

                       無論、これは、私のひとりよがり、身勝手な思いだろう。

                       ひとつ所にじっとしてはいない、それが野生というものなのだろうし、

                       あの子は、飛べないけれど、立派な水かきのついた

                       足を動かして、上流、下流、どこへでも行けるのだ。

                       家に帰って、ポケットの中のパンをちぎって食べた。

                       温かだったパンは、すっかり冷え切っていた。

Swan20190129c.jpg
戻りの道。
田んぼで休んでいたスワンファミリー。
嫌われたくないし(笑)お休みを邪魔しては
かわいそうなので、これ以上近づくのはやめました。


                          

 


ご覧いただきありがとうございます                         

2019.01.27

category: 日々

冬と雪と夜の演出

Love Swan

                      カサカサ・・・

                      パラパラ・・・

                      おそらく、真夜中、ついさっきまで夢を見ていたのに

                      耳に届く微かな音に、目が覚めた。

                      かさかさ・・・ぱらぱら・・・

                      (いったいなんの音だろう・・・?)

                      たった今まで見ていた夢の余韻を引きずりながら、

                      半分寝ぼけた頭のままで考える。

                      それは、洋服ダンスやバッグ、本を収納してあるすぐそこの

                      小さな部屋から聞こえてくる(ような気がしていた)

                      かさかさ・・・パラパラ・・・まるで本でも捲っているような音。

                      (まさか・・・この世のものではない人が、私の本を捲っているの?)

                      まさか、そんな・・・でもそうだとしても平気。

                      だって最近では、生きている人の方が、ずっと恐ろしいことがある。

                      (お祖母ちゃんだって言ってた
                      私はお化けより生きてる人の方が怖いわ)と。

                      だから、私だって平気だ。

                      それに今は、すぐ近くの川に大好きなあの子たちが浮かんでいる。

                      だから全然怖くない。

                      私は、まるで、あの子たちに守られているような気になる。

                      かさかさ・・・ぱらぱら・・・音は、相変わらず聞こえてくる。

                      (えいっ!!見てしまえ)布団を被ったまま、おそるおそる

                      のれんの向こうの部屋を見たら、誰もいない。

                      ようやく目覚めた頭で冷静に考えてみたら・・・

                      あ・・・そうか・・・小粒の雪が、窓を叩いている音なのか・・・。

                      なんだ・・・まったく。

                      音の正体が判明した後も、しばらく寝つけず

                      何度も寝がえりを打ってしまった夜だった。







ご覧いただきありがとうございます

2019.01.26

category: feel

Snow・・・Winter・・・Snow

Scenery of Today

                          
                          有無を言わさず、

                          心を

                          浄化する。

                          ここに

                          冬が

                          在る理由。







ご覧いただきありがとうございます                          

2019.01.25

category: 日々

雪の匂い・・・野生の感覚

Love Swan

                        時々、一面、真白になるけれど、

                        今日の雪は、美しい。

swan20190125c.jpg

                        風もほとんど吹いていないし、

                        見上げる青い空から舞い降りてくる雪は

                        まるで妖精のよう。

snow and swan
雪の田んぼの上に小さなお山が四つ。
座り姿の白鳥さんです。

                       こんな日は、冬もやっぱり素敵だなと

                       素直にそう思う。
                         
                       夏に雪は降らないし、

                       冬に蝉は鳴かない。

                       そう、今、眼の前にある季節を楽しもう。

swan20190125b.jpg

                       それにしても・・・

                       昔は、雪の匂いがした。

                       降る前から、鼻をかすめる雪の気配の匂いがして

                       (これは、降るな・・・)そう予感したものだった。

                       その予感は必ず当たり、翌日、窓の外は、雪景色。

                       それが今は、どうだろう。

                       雪の匂いが、まったくしなくなった。

                       これは、雪の気配が無臭になったのではなくて、

                       私側の問題だろう・・・。

                       俗世の欲に、まみれるあまりに、

                       野生の感覚が鈍ってしまったのかしら・・・?(笑)

                       取り戻そう、少しでも・・・

                       この子たちの魂に、ほんの少しでも寄り添えるように。

sizyu20190125.jpg

                       今日は、すごく久しぶりに、

                       かわいいシジュウカラさんにも会えて、感激。

                       こうしてみんな、懸命に生きている。





ご覧いただきありがとうございます

2019.01.24

category: feel

苺大福と結婚願望

手作りシフォンケーキ。
カップに入れて焼いてみました。
紅茶はトワイニング。

                      ずっとずっと若かった頃に、

                      お菓子屋さんでバイトしたことがある。

                      それは、友達からの紹介で、本当は自分に来た話だけれど

                      都合が合わないから代わりにどう?と言われたもので、

                      仕事内容は、そのお店の番頭さんだった。
                      (番頭という言葉、今も使うのだろうか?・・・笑)

                      買いに来て下さったお客さんに、お菓子を包む、

                      お金を頂く、お釣りを渡す、電話に出て、注文を聞き

                      メモ用紙に書いて、奥の厨房に伝える。

                      複雑なことは何ひとつない、実に簡単な仕事だった。

                      そればかりか、そこの大旦那さんは、驚くことに、

                      「お客さんが来ない時は、座っててもいい
                      お腹が空いたらケースの中のお菓子を食べてもいいから」

                      そう言った。

                      意地悪な従業員さんもおらず、実に恵まれたアルバイト先だった。

                      でも、すべて完璧にはいかないところが人生なのであり・・・

                      跡継ぎである若旦那さんは、花嫁募集中の独身だったのだ。

                      日が経ち、慣れてくるごとに、ご本人をのぞく誰もかれもが

                      「彼氏はいるの?いないのならここのお嫁さんになったら?
                      おしゃれも好きなだけさせてくれるし、大切にしてもらえるわよ?」

                      私にそう言った。

                      当時、私には残念ながら彼はいなかったけれど、

                      (そんな条件で簡単に嫁に来れるか!!)と内心呟き、

                      「好きな人がいるから・・・」とかわし続けた。

                      『愛は、お金では、買えない!!』と確固たる思いもあったし・・・笑。

                      今となっては、

                      (確かにね・・・愛はお金では買えないけれど、
                       その愛を守るには、多少なりともお金は必要なのよ?)

                      あの頃の私に、教えてあげたい気持ちもあるけれども(笑)

                      結局そのお店には二年お世話になった。

                      お嫁に来ない?アピールには、逃げ続けたけれど、

                      最初から最後まで、終始変わらずやさしくしてくれ

                      社会人になる前のリハーサルをさせていただいて

                      とても勉強になった。

                      最近、スーパーで苺を見かけるようになったけれど

                      真っ赤な苺を見ると、あのお店の苺大福を思い出す。

                      白いあんこの中に、かわいくて、真っ赤な苺・・・おいしかったな。

                      

                      

ご覧いただきありがとうございます                      

2019.01.22

category: Swan

愛の鳥

Love Swan
Kinari and・・・

                    先日も、ここに記したけれど、

                    飛べなくて留鳥しているあの子に、彼氏?彼女?お友達?ができたよう。

                    この白鳥さん自身は、おそらく飛べるのではないかと想像するけれど

                    いつ行っても私の見る限り、あの子にぴったりと寄り添っている。

                    自分は飛べるのに、田んぼにも行かずに、付き添うなんて

                    なんて愛情深いのだろう・・・。

                    生前、祖母に、

                    「親に返せなかった恩は我が子に返しなさい」と教え諭されたけれど、

                    今の私はそれを、別の意味、別の形で行っているような気がする。

swan20190122.jpg
ちょうどあの子たちの上空を
飛んでいった子たち。
                     
                     いつも癒され、慰め、励まし、楽しませてくれる

                     愛しの白鳥さんたち。

                     魅せられ、撮らせてくれ、そして、何かを教えられ・・・。

                     そんな彼らに、何か恩返しを・・・と思うけれど

                     自力で懸命に生き抜こうとしている彼らに

                     安易に食べ物を渡すわけもいかないし・・・

 
kinaand20190122.jpg

                     だから、せめて、飛べないこの子に、

                     寄り添う愛情深いこの子に、

                     手作りのパンをあげよう。

                     最初は、怖がってか、遠慮か、食べなかった相方さんも

                     今では、近くに来てくれるようになって、うれしい限り。

                     野性と人間の境界線を、守りながらも、

                     さり気なくお手伝いできたら・・・そう思っている。







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2019.01.20

category: feel

過去へ、或いは、未来への手土産

昨日のルイ
                      
                    もしも、神様に

                    「君の戻りたい時代へ一度だけ戻してあげよう」

                    そう言っていただいたとして・・・

                    そして、続けて、

                    「その過去へ戻る際、今使っている道具の中で持ち出したい
                    ただひとつの物を携えてゆくことを許すとする」

                    そう言っていただいたとして・・・

                    その場合、私は間違っても、携帯及び、スマートホンを

                    選ぶことはしないだろう。

                    大切なあの頃、ただでさえ愛おしいあの時代に、

                    こんな小さな機械に、翻弄され、依存してしまうなんて

                    (とんでもない、ごめんだ)正直、そう思う。

                    十分繋がれた、少なくとも大切な人たちとは。

                    そのものが無かったからこそ、

                    分かり合おうとすることを厭うことは、しなかった。

                    少なくとも、身近な人たちとは。

Rui20190120b.jpg

                    私が、ただひとつ持ってゆくとしたら、『こころ』だ。

                    大好きな人を(大好き)と想う気持ちだ。

                    でも、それすらも持ってゆかなくても大丈夫。

                    なぜなら、戻りたい時代の頃には、その『好き』は

                    私の中で、既に芽生えていたから。

                    でも・・・逆に、例えば、神様に、

                    「そんなに不要であるならば、未来には、その手のひらに
                    乗っている機械は持ってゆかぬがよい」

                    と言われたなら

                    「はい、そういたします」と即答できる自信は

                    残念ながら、今の私には、ない。

                      


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2019.01.18

category: 日々

しあわせのパン・・・わたしのパン


                       『しあわせのパン』は、大好きな映画のひとつ。

                       時々見返しては和み、癒され、そして、何度観ても

                       同じシーンで涙する、温かくも切ない物語。

                       舞台は、北海道は、洞爺湖の月浦で

                       背景に広がる美しい自然には、ただただうっとりするばかり。

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                       原田知世さん、大泉洋さん扮する夫婦が営む

                       宿泊を兼ねたパンカフェの物語。

                       湯気の上がるパンやスープが、とてもおいしそう。

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                       ご飯もいいけど、やっぱりパンが好きだなぁと思ったり。

                       それに何より、主役の原田さんは、私と同い年なのだけれど

                       いつまでも年齢の感じさせないナチュラルなかわいさと

                       きれいさには、憧れの眼差しで見入ってしまう。

                       衣装の洋服も、すごく好き。

                       で・・・・・

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                      こちらは、私が今日の午前中焼いたパン。

                      昨日も記事にしたのだけれど、

                      材料は『小麦粉、砂糖、塩、イースト、40度のお湯』のみ。

                      パンに付き物と思っていた、バターなどの油脂も不要だし、

                      それに何より驚くのは、必要不可欠と思っていた

                      『捏ねる』という作業が必要ないこと。

                      杵と臼でつくお餅みたいに、数回折り畳めばOK。

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                      断面・・・
                      
                      十分、パンです、武骨な見た目は、さて置き(笑)

                      味は、フランスパンに近いかも。

                      シンプルだからアレンジして楽しめそう。

                      どうやって食べよう・・・と思いつつ・・・

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                      今日も行ってしまった、あの子の所。

                      今日は、ご覧のように他のファミリーもいたのだけれど

                      私の持ってきたパンを食べたのは、

                      ずっといるあの子とカモさんばかり。

                      田んぼに行けなくて、お腹すいてるでしょうに・・・

                      野生魂に満ち満ち溢れ、本当に頭が下がる。







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2019.01.17

category: Swan

あの子の友だち


                       予報通り、朝から雪。

                       降り積もる雪。

                       見る見るうちに、どこもかしこも真っ白になって、

                       それでも、さらに降り続く雪。

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                      おまけに今日は、けっこうな風もある

                      ふわりと舞い降りるだけのはずの雪は、

                      きっとその風と共に、真正面から、真横から、吹きつけてくる。

                      とても外を歩けたものではないけれど、

                      そんなだからこそ、なおさらあの子が気にかかる。

                      怪我をして、故郷に帰れなくて、

                      昨年の春からひとりぼっちで川に残ったあの子のこと。

                      (きっとお腹を空かせているに違いない)

                      まるで雛を見守る、母鳥よろしく気にかかる。

                      塩と砂糖と小麦粉と、あとは膨らし粉とお水。

                      そんな最低限の材料で作れるパンのレシピを見つけたから

                      今日は、パンを手作りして持っていこう。

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Love Swan
                       一歩近づくごとに、遠くに見える白の影。

                       でも今日は、その影ふたつ・・・。

                       「まあ!!お友達ができたの?良かったねぇ」

                       思わず、声に出たけれど・・・

                       お友達・・・?それとも恋が生まれたの・・・?

                       人間の私には知るよしもないけれど、

                       とにかく良かった。

                       再び母鳥よろしく、嬉しい気持ちでいっぱいになる。

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                       野生魂満ちているその子は、

                       私のあげたパンを食べるあの子のことを

                       時々近くに寄りながらも、自分は食べずに

                       終始遠巻きに見守っていたけれど

                       食べ終わったとたん、またあの子に寄り添って・・・

                       その美しき姿には、ただただ感動するばかり。

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                      春になっても北帰せずに、この子は、

                      あの子のそばに居続けることを選択してくれるだろうか・・・?

                      そうであったらいいなと思いつつ

                      また静かに静かに、見守っていこう。






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2019.01.16

category: feel

月読み・・・星読み・・・君結ぶ恋

11月のある日
黄昏 月空。
                      
                         月の一年中の動きが知りたくて

                         昨年末迎えた『月のこよみ 2019』

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                        月の出、沈み時刻や月齢

                        部分月食や、中秋の名月、スーパームーン

                        それらの月のイベントの日付も

                        記載されていて、とても便利。

                        中には、月毎の星の位置も記載されていて・・・

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                       今さらながら気づくのは、このロマンな星配置。

                       7月の空は、この星座位置。

                       7月と言えば『七夕』織姫と彦星の伝説を抱える月。

                       そのまつわりの天の川に跨るのは、はくちょう座。

                       そのはくちょう座の一等星、デネブ、

                       織姫星のこと座のベガ、彦星は、わし座のアルタイル。

                       この星三つは『夏の大三角』を形作る星だそう。

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                      この恋を結んでいたのは、まさか君だったとは・・・

                      なんて、なんて素敵なことだろう。

                      (ちょっと意味が違うかもしれないけれど・・・笑)

                      この夏は、ちゃんとちゃんと夜空をも見上げよう。

                      まだ春も来ぬままに、今から気合いの入る私だった。







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2019.01.15

category: 日々

彼女たちが眠る間に・・・


                        花が好き。

                        薔薇は、大好き。

                        でも、薔薇を育て始めてからは、なるべく

                        切り花の薔薇は、買わないようにしていた。

                        のっぴきならない理由の時以外は。

                        一生懸命咲いてくれるし、

                        「私というものがありながら」なんて声が、

                        彼女たちの間から聞こえてきそうだし。

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                        でも

                        今がその、のっぴきならない私の状態であり・・・

                        色恋し・・・花びら恋し・・・君恋し。

                        カメラのレンズも花恋し。

                        そんなわけで連れ帰ったのは、

                        ピンク色とオレンジ色の薔薇。

                        大丈夫・・・大丈夫・・・聞こえてくる密やかな寝息。

                        彼女たちの眠る葉、眠りは、まだまだ深い。

                        眠る間に間の、花遊び。





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2019.01.14

category: Swan

君とときめく


                        音を立てずに

                        やがて今日も

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                          この空から降りてくる

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                         静かで

                         穏やかな

                         黄昏雫。

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                       川面を染めた、やさしい色に

                       君と君が、

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                         そして、私が、

                         手を携えるが如く

                         共に、ときめく。

                                                 *Love Swan*




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2019.01.13

category: 日々

清らの森・・・清らの空


                       出羽の国にそびえ立つ三山

                       羽黒山 月山 湯殿山は

                       それぞれ『現在』『過去』『未来』を

                       表すといわれています。

                       羽黒山は、現在の世を、

                       月山は、過去の世を、

                       そして、湯殿山は、未来の世を。

                       今日は、羽黒のお山の神さまにお参りに。

                       今ここに、こうして在ることの感謝を、

                       今、ここに生きるということの誓いを

                       手を合わせ、心を鎮め、ただ静かに祈ります。

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                       お参りが終わり、戻りの道で

                       ふと空を見上げたら

                       青の空に浮かぶ月、午後3時を回った頃。

                       見上げる空は、今の空・・・

                       今ここに在る月、なお美しく。






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2019.01.12

category: 日々

咲いた花は歌う花

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                           いつもの道。

                           散歩道。

                           戻りの小道の木の枝に

                           咲いていたのは、

                           ふわふわ真ん丸な雀花。

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                           にぎやかな囀りは、

                           あの子たちが奏でる冬の歌。







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2019.01.11

category: 本のこと

寄る辺ない夜に・・・共に震えし物語


                    『みにくいあひるの子』『人魚姫』『おやゆび姫』

                    アンデルセンの描いた物語は、どれも好き。

                    その中、自身の子供時代の心を取り出し、振り返り見ると

                    殊、深く印象に残っているのは『マッチ売りの少女』だ。

                    (こんなに小さいのにマッチを売りに行かせられるなんて・・・)

                    (こんなに小さいのに誰も助けてくれないなんて・・・)

                    (裸足なのに・・・こんなに寒いのに・・・雪まで降っているのに・・・)

                    (こんなに小さいのに・・・小さいのに・・・)

                    少女の私は、物語の中の少女と、共に震え、共に泣いた。

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                    この絵本は、最近、迎えたものだ。

                    町田尚子さんの絵が、とても美しい。

                    物語の良さは、内容は変わらないはずなのに

                    読み手のその時々によって、心への働きかけが

                    変わってゆくことに、ひとつの魅力が、あると思う。

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                   『けれど、ほんのすこし ほほえんでいる おんなのこが
                   どんなに うつくしい ものを みたか、
                   どんなに しあわせな きもちで てんに のぼっていったかを
                   しっている ひとは、だれも いませんでした』

                   今の私自身に、いちばん読み聞かせたい言葉は

                   最後のページにあった。

                   内側の幸せは・・・誰にも見えない・・・決して誰にも計れない。


                                              『マッチうりのしょうじょ』
                                             *アンデルセン童話より*
                                               やなぎや・けいこ 文
                                               町田尚子 絵                    

                    

 

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2019.01.10

category: 日々

作ると着ると装うと。

201901019alavender

                         好きなブランドの服があるし、

                         時々は、それを購入したいし、

                         「何が何でも」とは、思っていないけれど、

                         自分で作れるものは、なるべく自分で・・・と思っている。

                         写真のシャツは、先月12月に完成したもの。

                         小さな襟が、とても気に入ったので、

                         色、柄を変えて、作ってみるのが、これからの楽しみ。

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                      ところで、作っている途中で気づいたのだけれど、

                      シャツの合わせが、男性仕様。

                      (間違って裁断したのかな?)と一瞬慌てて

                      本を確かめたけれど、間違ってはいないよう・・・。

                      それで、そもそも、シャツの合わせが女性と男性で違うのは何故?

                      そう思って、ネット検索してみたところ・・・

                      『13世紀ボタンが発明された時、ボタンはとても高価なものでした。
                      当時の裕福な家柄の女性は自分で服を着ることはなく
                      女中に着せてもらっていたのです。
                      そのために対面から留めやすいように取り付けられていたのです』

                      だそう。

                      なるほど・・・そうだったのか・・・知らなかった。

                      無論、私は、そんな身分でもないし、自分で着るので

                      このままのデザインで、なんの問題もない(笑)

                         





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2019.01.09

category: 本のこと

美しいものは、そばに・・・


                    それは、図書館のHP新着書籍コーナーで見つけた。

                    中身を確認することはできずとも

                    『私が絶対好きなもの』と他人事のように確信した。

                    でも・・・高価な本だ、私にしてみれば。

                    「買うのは図書館から一度借りてからにしたら?
                    今なら予約者が誰もいないし早く見れる」

                    「でも・・・やっぱり自分のものにして
                    いつでもそばに置いて好きな時に開きたい」

                    いつものように自問自答。

                    こんな時、頼りになるのは、インスタグラム。

                    ハッシュタグを辿れば、本の幾つかのリアルな情報を知ることができる。

                    かくして、この本は、私の元に。

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                   『鳥は、妖精たちに気づかれずに
                   妖精の国に出入りできる不思議な生き物です。』

                   (ほらね・・・?この世界観、やっぱり私の好きなものだ。
                    好きなもの、美しいものは、そばに置かなくちゃ)

                   私は、誰にともなく後付けで言い訳する。

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                  ところで、ルイちゃん?

                  ルイちゃんも私の知らないうちに

                  妖精さんの世界に行ったりしてるの?

                  もしそうなら、こっそりわたしにだけ教えてよ ?

                  妖精たちのお伽話を・・・ね?


                                                  *妖精の手引き書*
                                             *不思議で美しいフェアリーの世界*
                                                  キャロリン・タージョン著





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2019.01.07

category: 日々

雲と長靴・・・そして君

This morinig the sky
                           
                        1月某日は、私の誕生日だった。

                        娘に「何が欲しい?」と聞かれ、しばし迷った後、

                        「長靴が欲しい」そう答える。

                        雪道や、雨空の下の水溜りの中を

                        何も気にすることなく歩きたかったからだ。

                        そして、私の元へやってきた長靴は

                        コールマンの、膝の下までの長さの丈夫なものだ。

                        今朝、さっそくそれを履いて、外へと飛び出す。

                        薄っすら積った雪道を歩きながら、

                        うれしくて、楽しくて、何度も自分の足元を見る。

                        まるで、童謡『あめふり』の中の子供みたいに。

Swan20190107a.jpg
Love Swan

                        暖かな長靴に、足をすっぽり包まれながら

                        今朝も空を見上げる。

Swan20190107b.jpg

                        おはよう。

                        今日もとっても綺麗だね?

                        大好きな子たちに向ってそう言う。






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2019.01.06

category: Swan

隣のあの子

Love Swan
                       お隣の街にいる二羽の白鳥さん。

                       おそらくツガイです。

Swan20190106c.jpg

                       片方の翼の不具合で、そして、

                       このこともおそらくですが、

                       もう空を飛ぶことができなくて、故郷へ帰れず、

                       ずっとここに住んでいるようです。

                       何かの本で読んだのだけれど、白鳥さんは

                       パートナーに、このような事情ができると、

                       自分には何の問題も無くても、付き添って、

                       一緒に留まる場合もあるのだそう。

Swan20190106d.jpg

                       そのことを思うと、その愛の深さと純粋に感動し

                       そして、なんだか切なくて、胸の中で

                       何やらキュンと音が鳴ります。

Swa20190106b.jpg

                       でも、ここの子たちは、地域の人たちに

                       大切に思われ、やさしく見守られているのか

                       人慣れしていて、こんなに近くまで寄ってきてくれました。

                       なので持っていたパンを、細かくちぎってあげました。

                       もちろん、自分で餌を取れる子たちには、あげないけれど・・・。

                       かわいい・・・本当にかわいい。

Swan20190106e.jpg

                       また私の中で『好き』と『大切』が積み重なります。

                       お隣の街の神さまに、ご挨拶しに伺った今日の日

                       その後の、やさしく幸せなひとときでした。





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2019.01.05

category: 日々

冬の海・・・冬散歩


                      荒れる日本海、荒れる冬の海を横に見ながら、

                      今日は、このお正月休み初の遠出。

                      目指す場所は、お隣の県の大きなイオンモールだ。

                      運転は、専ら、夫の仕事なので、

                      私は、車の窓から、好きなだけ海を眺める。

                      (荒れる、荒れる、これこそ冬の日本海だ)そう思う。

                      ずっと住んでる。

                      この場所、日本海側に。

                      でも、やっぱり、驚いてしまう。

                      まるで、初めて日本海を見たみたいに。

                      特に冬の海はそうだ。

                      荒れる日本海、吹きすさぶ冬の風。

                      その海上を、ウミネコたちが、平然とした顔つきで、

                      悠々と、まるで風と波と戯れるごとく飛んでいた。

                      彼らにしてみれば、 

                      「こっちはこれでも、生きるために
                      日々、餌を探すのに必死なんですけどね」

                      そう言いたいかもしれないけれど。

                      本当に・・・野生は、厳しくも、たくましく、そして美しい。






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2019.01.04

category: 本のこと

物語の手招き

春色ピンク。
久しぶりのガーベラ。
                       
                       朝一番、スマホに届いたメールを開けたら

                       図書館からだった。

                       予約していた本の順番が、ようやく私に回ってきたのだった。

                       自分の本を読むのに夢中で、しばらく図書館から

                       足が遠のいていたけれど、今年初、図書館へと向かう。

                       自動扉が開いた途端、目に飛び込んでくるのは、

                       夥しい数の背表紙、それぞれの物語を抱えた本たち。

                       無論、ここは、図書館なのだから、

                       それが、当たり前のことではあるのだけれど。

                       (寡黙な友人・・・それでも愛情深い友人たち・・・今年もよろしく)

                       私は、たくさんの背表紙に向って、心の中、そう呟く。

                         




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2019.01.02

category: Swan

輝く翼

Love Swan
今朝、自宅近くにて。

                        
                         明けましておめでとうございます。

Swan20190102b.jpg

                         まるで、モーニングコールのように

                         聞こえてくる鳴き声に、矢も楯もたまらず

                         外へと飛び出しました。

                         田んぼの真ん中にひとり立っていると

                         空の広さ、自然の雄大さ、恵み、

                         それと同時に、その厳しさを感じます。

                         今年も自然の声に耳を傾け、寄り添い

                         心を、しんとさせて暮らしたい。

                         そう思い願っています。

                         拙いブログではありますが、今年も

                         『Fuwary.Slow』を、どうぞよろしくお願いします。

                         2019年、満ちては足りる一年となりますように。




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久しぶりに青い空が見えています。今夜は星空にも会えるかなぁ。

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