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2018.03.31

category: feel

かぐやと梅の物語


                          その想いは、決して

                          月には持ち帰れぬ。

sasa.jpg

                          風と揺れて

                          光りと戯れ

                          いずれ我が身の中に

                          溶けゆくもの。

hakubai20180331b.jpg

                          その想いは

                          月には決して持ち帰れぬ・・・

                          かぐやと梅の物語。


                                               
                                               今日は、お隣の街の梅林へ。
                                               そばには竹林もあり、和の風情
                                               溢れるとても素敵な場所です。






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2018.03.30

category: 日々

黄昏スキップ


                           見慣れた景色も

                           写真にかかれば絵本の世界。

                           いえ、いえ、その前に、

                           自然が素晴らしいからに他ならなくて。

sunset20180330.jpg

                           やさしい色のグラデーション

                           夕の空。

                           17時半を回った頃。

kochidori.jpg

                           川の沼地に、こちどりさん。

                           スキップ、スキップ・・・もう春だね。

                           月と夕空と小さな君に誘われて、

                           ついついカメラを持ってふらふらと。

                           本日二度目の更新です。





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2018.03.30

category: 日々

春ふわり


                        昨日から、花粉が飛び交って

                        すごい状態だけれど・・・
                        (車が黄色の花粉まみれとか)

                        でも、どうしたって行かなくては。

                        そう思って。

                        火曜日も行ったけれど、きっと咲き進んでる・・・

                        そう思って。

ume20180330b.jpg

                        やっぱり・・・咲いてる。

                        このピンク色の背景、火曜日には

                        作れなかったものだもの。

                        それにしても・・・

ume20180330c.jpg

                        ピンク色は、幸せな気持ちにしてくれる。

                        ふんわりやさしい気持ちにも。

                        とは言え、梅の木の下でカメラを構える私は、

                        マスクで顔を覆って、そのふんわりワールドからは

                        程遠い格好をしていたのだけれど(笑)








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2018.03.29

category: feel

私が戻る日

ピエール・ド・ロンサール2017 6月
My Rose・・・2017年6月の
*ピエール・ド・ロンサール*
今年もたくさん咲いてくれますように。


                          年が明けた途端、今年は、ずいぶん

                          たくさんの本を読んでいる。

                          図書館に通う回数もずいぶん増えた。

                          ただただ、ひたすらに読みたいのだ。

                          良いことだ・・・そう思う。

                          写真の世界に籍を置き始めた頃は

                          ただもの珍しくて、単純に面白くて、

                          小さなスマートフォンの画面ばかりを見ていた。

                          時間さえあれば。

                          だって、世界中の見ず知らずの方々の暮らしの写真や、

                          世界の美しい景色が、ここ一堂に会しているのだもの。

                          それは、心躍ることでもあり、

                          大好きな写真をより好きになるための、

                          少しでも上手になるためのモチベーションでもあったのだ。

                          でも・・・・・・

                          それは、同時に自分がすり減る理由でもあったことを

                          認めざるを得ない。ふと気がつけば・・・だ。

                          一方、一冊の本が紡ぐ物語の世界は、物静かだ。

                          例えば、その中でいろいろな出来事があるにしても。

                          言葉が・・・知恵が・・・慰めや・・・励ましや・・・

                          生きる力のようなものが、本を読んでいると

                          自分の中にふつふつと重なってゆくのを感じる。

                          まるで、失ったエネルギーを補充するみたいに。

                          良いことだ・・・きっと。

                          楽しんでいるつもりが、自分を見失ってはならないのだ。

                          あの世界を止めるつもりがないのならなおさらだ。

                          そう思う。

                             

                             

                             

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2018.03.28

category: feel

例えば、その事について

itukano watasi201704
いつかの私。
いつかの夕景。
Photo by my husband

                          
                         合点がいく・・・。

                         例えば、説明しようのない気持ちも。

                         (そんなこと、有り得ない)

                         自分でもそう感じてしまう想いも。

                         たぶん・・・すべて、

                         心より深い場所にある魂の問題なのだ。

                         或いは、魂のリアル・・・現実とも言うべきか。

                         例えば、本当にそうなのだとしたら合点がいく。

                         だから、答えなど見つかりようがないことも。

                            

                            





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2018.03.27

category: 日々

春笑む光り


                          暖かくて幸せ。

ume20180327b.jpg

                          光りに包まれて幸せ。

ume20180327c.jpg

                          やっと・・・

                          ようやく春が笑ってくれた。

hiyodori.jpg

                          ひよどりさん。

                          君も春が来てうれしいよね。

sazanka20180327.jpg

                          ところで・・・

                          夢中で撮っていたら高齢の男性に

                          「良いカメラ持ってるね?写真部?」

                          と言われたのだけれど・・・

                          え・・・?部活動?

                          どこのカテゴリの?(笑)

                          「いえ、いえ、ただの趣味なんですよ?」

                          もちろん否定したけれど(笑)

                          とにもかくにも暖かくて、光溢れて、

                          心ほどける春笑みの日。

                          

                         

                          

 
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2018.03.25

category: 日々

それは彼女越しの・・・いくつかの


                       空気に混ざる甘やかな春の匂い。

                       
sazanka20180325a.jpg

                       暖かくきらめく春の光り。
                       
飛行機と雲

                      幾つかの・・・

moon20180325.jpg
15時過ぎの空。
                      春色の空。

sazanka20180325c.jpg

                     重なる・・・重なり・・・深まる想い。

                     私が、彼女越しに見えたもの・・・

                     見つけたもの。
                      

                      



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2018.03.23

category: 日々

部屋に満ちゆく音

夫の撮った
いつかの私。
                         
                     (安らか極まりない始まりだ)

                     私は思わず、心の中で安堵のため息をつく。

                     夫のいる休日、いつもなら、部屋はもれなく

                     煩雑で賑やかなテレビの音で溢れている。

                     (その世界の誰と誰が道ならぬ恋をしたとか・・・)

                     (街はこの話題で持ち切りだとか・・・)

                     (この食べ物は、写真映えするのだとか・・・だいたいにおいて・・・)

                     「今のあなたにも私にも不必要なその話題を
                     なぜわざわざ取り込むの?見ていないなら消して」

                     私は、気づかぬ顔を決め込む夫に度々そう繰り返す。

                     たいして美しくもなく、不要な情報の中にさらされるのが

                     私には我慢ならないのだ。

                     私にもテレビが好きでたまらず、家にいる間は

                     BGMのようにつけっぱなしの時期があったことを

                     無論、否定はしないけれども。

                     それは、そうと・・・

                         『もう一回 もう一回 何度でも君に逢いたい
                         めぐり逢えたことでこんなに世界が美しく見えるなんて』

                     あの春分の日の、休日の朝、テレビの画面には、

                     夫のお気に入りのアーティスト、ミスチルの

                     買ったばかりのライブ映像が映しだされていた。

                     美しくて、とても安らかだ。



                                                『HANABI /Mr.Children』

                         





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2018.03.20

category: 日々

夢と夜の狭間


                     「皆には、まだ内緒だからね?」

                     その人は確かに、私にそう耳打ちしたのだ。

                     (内緒・・・ないしょ・・・ナイショ・・・)

                     オウム返しに呟いた私の、夢の中の声・・・

                     引き寄せる腕の温もり・・・

                     そのリアルな気配に、私は、驚いて目が覚めてしまう。

                     スマートホンの時計は、午前2時過ぎを表示していた。

                     夢を見たのだ。とてもリアルな気配の・・・。

                     夢の中で私は、誰かと結婚の約束を交わしたのだった。

                     (あなたではなかったわ・・・・)

                     私は隣で、健やかな寝息を立てて眠る夫をちらりと見る。

                     (誰だったのだろう・・・私はあのひとを知っているような
                      気もするし、まったく知らないような気もするし・・・)

                     まるで、今そこで起きた出来事に戸惑うかのように

                     繰り返し考えてしまう。

                     色濃く降りた夜の闇に包まれたベッドの中で。

                     たかが・・・・・ただの夢なのに。

                     そんな昨夜からの今宵、夫は、今日届いたばかりの

                     ミスターチルドレンのライブDVDを見ている。

                     イヤホンをして、たった一人きりで。

                     画面いっぱいに広がるライブ会場。

                     歌う桜井さん・・・客席のファンの人たち・・・。

                     その盛り上がっているらしい雰囲気の会場の音は

                     夫のイヤホンからは、ほんの少しも漏れ聞こえてはこない。

                     (あなたは起きながらにして夢の中にいるのね?)

                     私は、夫の背中に、そう言う。









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2018.03.19

category: 日々

春の呼び声・・・君の声


                        今日の日、また梅の花に会いに行く。

                        一週間前からの今日だ。

                        そんなに大きな変化はないだろうと思いつつも、

                        いてもたってもいられず、或いは、

                        彼女の呼ぶ声が聞こえたような気がしたから・・・

                        小さな変化でも少しもかまわないから・・・会いにゆく。

                        案の定ぽつりぽつりとしか開いていなかったけれども

                        蕾のままのも十分にかわいい。

Ume20180319b.jpg

                        春は、有無を言わさず気もそぞろになる。

                        ぼんやりしてると、あっという間に

                        あの子もこの子もゆき過ぎてしまうのだ。

sazanka20180319.jpg

                        カメラと私・・・

                        私とレンズの向こうのものたち・・・

                        このふたつの間には、何も介在しない。

                        極めてシンプルだ。

                        だから、心地よいのだろう・・・

                        楽しいのだろう・・・撮るということは。

                        ファインダーを覗きながら、ふと、そんなことを思う。
             
                        ひとしきりお花たちと戯れた後、

                        聞こえてきたのは、小鳥たちの鳴く声。

yamagara20180319.jpg

                        お腹がオレンジ色のこの子は

                        事典を見なくても分かる。

                        『ヤマガラ』

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                       なんてサービス精神旺盛な・・・笑。

                       積極的に写ってくれたこの子は 

                       『シジュウカラ』 

                       春の息吹に、命きらめく。  

                       心ときめく。                 

                        






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2018.03.18

category: Swan

思いがけないアンコール


                        次の秋が来るまで

                        もう会えないと思ってたけれど、

                        思いがけず、まだ・・・いた。

                        お隣の街の山間の町の田んぼに。

                        この町に仕事の用があって訪れた夫が見つけたのだった。

                        「私ときたら、あなた?もうすっかり
                        遠距離恋愛の体(てい)でいたのよ?」

                        彼らに向かって心の中で呟いてみる(笑)

Swan20180318c.jpg

                       そんな気持ちが通じたのか、

                       それとも別の意味があるのか、

                       はたまた、特に意味はないのか

                       分からないけれど、とにかく急に

                       田んぼから飛び立ち、頭上の空を旋回。

Swan20180318d.jpg

                       やっぱり、かっこいい。

Swan20180318e.jpg

                       あなた達は、やっぱり素敵だ。

                       思いがけないアンコールに

                       ただうれしくて・・・。

SWan20180318b.jpg

何しろこの状態だったのだ。

ハーレムか・・・

もしくは楽園か・・・。

本当にびっくり(笑)
                       

                         




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2018.03.16

category: Swan

或いは、流離うという意味に於いて


                          秋が深まり始めた頃、

                          彼らはこの地にやってくる。

                          持ち物は、何千キロもの距離を

                          飛ぶことができるその美しく完璧な翼と、

                          仲間や、家族への愛と、

                          そして生きるということへの

                          疑うことなき忠誠心と。

sunafukin.jpg

                          そして彼は、やはり春になるとムーミン谷を訪れ、

                          秋になるとムーミン谷から再び旅へ出る。

                          所有物は限りなく少なく、所有欲もない。

                          けれど、彼は、持っていないのに

                          すべてを所有しているのだ。

                          何しろ彼が言うには

                          「僕が見ている間は、僕のものだ」からだ。

Swan20180316b.jpg

                          私は、君のいなくなった川面を

                          車の窓ガラス越しに見つめながら

                          (軽やかにさすらうという意味では
                           あなた達は似ているよね?)

                          そう思ったのだった。









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2018.03.14

category: 日々

春ほのか


                        春は、ただいまゆっくりと開花中。

ume20180314b.jpg
  
                        こうしてちゃんと咲く・・・

                        梅は、

                        「春だから。私の季節なのだから」

                        そうとでも言ってるみたいに

                        ちゃんと咲く。

                        自然は不思議。

                        自然は、すごい。

sazanka20180314.jpg

                        この和の趣は完璧。

                        山茶花。

                        静かな気配に、心が落ち着く。

kawahira.jpg

                       君も桜待ち?

                       野鳥図鑑によるとカワヒラさん。

                       たぶん・・・笑。

                       近づくと逃げるから、こんな小さくしか撮れなくて。
                       (言い訳・・・笑)

                       鳥と言えば、愛しの白鳥たちは

                       故郷へ向けてテイクオフ。

                       次の飛来まで遠距離恋愛な状態に(笑)



                                            撮影日:すべて本日。








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2018.03.12

category: Swan

切ない水音

雀

                          夕方、4時半を回った頃、

                          カメラを持って散歩に出かけた。

                          あの子たち、白鳥はもういないかしれないけれど・・・。

                          ここにまだ残っているとしても、おそらく

                          川には戻っては来ていないだろうけど・・・。

                          そう思いながら。

                          案の定彼らはいなくて、そこにいたのは

                          楽しそうに囀る雀たち。

                          ファインダーを覗いたら、想像以上にかわいく絵になって、

                          だから、しばらく楽しませてもらっていた。

                          そうしたら・・・

                          草むらから、何やらがさこそがさこそと音がしてくる。

                          蛇だろうか・・・?(ここで一度会ったことがあったから)

                          それにしては音が大きい・・・。

                          まさか、冬眠から目覚めたもっと大きな生き物とか・・・。

                          やや緊張しながら、しばらく見ていたら・・・

Swan20180312a.jpg

                          パチャン・・・水の中に飛び込んできたのは

                          一羽の白鳥だった。何か理由があって、

                          草むらの中で休んでいたのかもしれない。

                          「白鳥ちゃん、どうしたの?」

                          無論、答えられるわけがない。

                          「待って?何もしないよ?」

                          一羽きりでもあるし、私という人間が怖くないわけがない。

                          静かに追いかけて行くほどに

                          彼?彼女?との距離は、どんどん開いてゆく。

                          もしも休みたい理由があるのなら、

                          私の気配がそばにあるのでは、

                          あの子は、いつまでも休めない。

Swan20180312b.jpg

                          もう、これ以上追うことはできなかった。

                          昨日といい、今日といい、何だろう・・・。

                          とにかく自然は、野生は、過酷なんだ。









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2018.03.11

category: Swan

海に降りた翼


                       日曜の午後、空はブルーグレイ。

                       今にも降り出しそうな空を

                       サイドシートの窓越しに見上げる。

                       夫の運転する車が向かってる先は、たぶん海だ。

                       行き先を告げられたわけではないけれど

                       どこにも行く当てのない休日は、大抵がそこへと向かうのだ。

                       まるで、海をパトロールするみたいに。

                       いつもの景色、いつもの・・・と、私は

                       次の瞬間我が目を疑う。

                       「停めて!」夫にそう言う。

SWAN OF SEA1

                       その港の中、海面に浮かぶのは、一羽の白鳥。

                       たった一羽の白鳥だった。

SWAN OF SEA2
 
                        心なしか不安そうな眼差しに

                        胸が締め付けられる。

                        北帰の途中で飛べなくなったのだろうか・・・?

                        群からはぐれてしまったのだろうか・・・?

SWAN OF SEA3
 
                        考えてみたところで、この子のことは

                        この子にしか分からない。

                        それでも衰弱してるふうでもなく

                        見た目は元気そうなのがせめてもの救い。

SWAN OF SEA4
  
                           「できることなら抱えていって
                           みんなの所に返してあげたいな」

                           「大丈夫かな・・・どうなるんだろあの子・・・」

                           ひとりごとのように呟き続ける私に

                           「大丈夫だよ。野生の生き物をいちいち
                           そこまで思い詰めていたら身が持たないよ?」 

                           夫が、そう言うのだった。

                           それでも・・・

                           (あの子がどうかみんなのところへ戻れますように)

                           今日の日は、心の中に祈りがふたつ・・・。                  

                  

                       


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2018.03.10

category: Swan

君までの距離


                        もう20年近く前になるけれど

                        白鳥との距離は、もっと近いものだった。

                        地元には『白鳥を愛する会』なるものもあったし

                        家から持ってきた食パンを子供たちといっしょに

                        気軽にあげたりもしていたのだった。

                        でも、例の問題で餌やりは禁止になり、

                        近距離まで近づくことはできなくなったのだ。

                        とても残念で、寂しかったけれど、

                        お互いを守るためには仕方がないのかも・・・

                        そう納得したのもまた事実。

Swan20180310b.jpg

                        でも今日は、彼らの傍まで近づいて。

                        そうしたら、彼らもどんどん寄って来てくれて。

                        基本、人慣れしているのかもしれない。

                        このお顔・・・この汚れのない瞳・・・

                        何千キロもの距離を、この翼をはためかせやってきた

                        いじらしく、愛おしい存在。

Swan20180310c.jpg

                       小首傾げるこの子の向こう側の水面に

                       照り落ちるのは、夕陽の影。

                       そんな今日・・・

Swan20180310d.jpg

                       ♪笑ってよ 君のために 笑ってよ 僕のために
                        きっと誰もが同じ川のほとりを歩いている♪

                        ちょうど夕方の音楽番組で、さだまさしさんと

                        ゆずさんがコラボしていた『道化師のソネット』

                        この歌に含まれる意味は、私たち人間と

                        生き物たちの間にも通じるものがある・・・。

                        そう思った。

Swan20180310e.jpg

                        言葉は通じなくても、姿、形、

                        立場は違っても、それぞれ、各々

                        自分の生を全うしようと、懸命に生きている。

                        

                        

                        




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2018.03.09

category: Swan

雨に霞む声

todays swans201180309a

                         今朝、私は窓辺に立ち、耳をそばだて、

                         空を見上げ、待ち続けていた。

                         雨の音にかき消され、見失ってしまうことを

                         恐れるあまり、窓を全開にして。

                         まだほんの浅い初春の震える朝だというのに。

Todys Swan20180309b

                         「コウ、コウ、コウ」

                         雨音に混じって聞こえてくる鳴き声。

                         来た!4羽。

                         あの飛び方は、帰る隊列の組み方じゃない。

                         (まだいてくれるの?)

                         ファインダーを覗きながら少し安心する。

                         じきに帰ってしまうのだけれど・・・ね?




そう言えば、過去のSDカードの
中に見つけた写真↓
Swan201412a.jpg

                         野原に上がってくつろぐ白鳥さん。

swan201412b.jpg

                         野原をお散歩?する白鳥さん。

                         共に2014年12月撮影の日付。

                         白鳥さんのスタイル的にもレア?なのだけれど、

                         私のこの写真の撮り方といったら

                         素直と言うか、拙すぎると言うか(笑)

                         夫にもさっそく見せたら

                         「君の昔の写真センスは、ひどかった」ですって。

                         なんて失礼な!

                         まあね・・・まったくおっしゃるとおりなのだけれど(笑)

                        







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とってもうれしいです

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2018.03.08

category: 日々

この青、春の空の色・・・或いは海の水の色


                       最近の洋服屋さんは、その季節の物も割とすぐに

                       セールするし、その値段もびっくりするほど安くて、

                       最近では(もう洋服手作りするのやめようかな)

                       そう思ってしまうこともしょっちゅう。

                       でもやはり、ミシンに向かうことは単純に楽しい。

                       こちらのワンピースは、もう長年使っている

                       お気に入りの型紙のもので、生地を変えたり、

                       少しアレンジしたりして、今まで、もう何枚縫ったことだろう。

                       ガーデニングの時も、写真を撮る時も、気兼ねがないし、

                       とても動きやすく、そんな私の日常にぴったりと寄り添ってくれるのだ。

                       それに・・・

mishinnouta.jpg

                       この絵本を広げるたびに、やはり楽しんでできていることは

                       簡単に手放してはいけないと思うのだった。

                       洋裁店で働く女の子の物語。

                       まだ見習いだからミシンには触れさせてもらえないのだけれど

                       ある満月の夜に、ミシンが呼んでいるような気がして

                       ウインドーの中のミシンで洋服を縫ってしまう物語。

                       次の日、案の定、店主に見つかり叱られてしまうのだけれど・・・。

                       とにもかくにも、縫い上がった私のワンピースは

                       春の空の色・・・或いは、海の色。

                       そんな自然と遊べる春は、もうそこまで・・・。

                                         
                                          この絵本『ミシンのうた』
                                                こみねゆら    





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2018.03.07

category: Swan

淑やかな雪


                        まるで綿菓子を細かくちぎったような雪が

                        静かに、踊るように、後から、

                        後から舞い降りてくる。

                        私の見上げたその空の先に・・・

Swan20180307a.jpg
♪君のくちびるがさようならと
動くことがこわくて下をむいてた♪

Swan20180307b.jpg

Swan20180307c.jpg

                      美しく舞い飛びゆく、

                      美しい彼らの姿が見えた。

Rose and Snow20180307
♪君が去ったホームにのこり
落ちてはとける雪を見ていた♪

                     
                          今、名残りの冬は、静かにバトンを渡し、

                          次の季節へと繋げようとしている。



                                                   ♪Song♪『なごり雪』
                                                       *イルカ*                     

                     


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2018.03.06

category: 日々

プリンスからのメッセージ

まだ蕾の方多く・・・。
梅の花・・・本日撮影。

                          この度の冬は、本当によく荒れた。

                          何度も出る『暴風雪警報』には心底うんざりし、

                          外から風の唸る音が聞こえてくる夜は

                          揺さぶられるように何度も目が覚め、その度に

                          私の頭の中には、冷たい川の中、身を寄せ合って

                          震え続ける白鳥たちの姿が映しだされるのだった。

                          頭のスクリーンに一度浮かんだら最後、

                          自分の作り出したその映像は、なかなか消えてはくれず

                          心配でたまらなくなり、加えて遠慮のない風は

                          これでもかと暴れ続け、私は浅い眠りと覚醒の間を

                          行きつ戻りつしながら朝を迎えるのだった。

ume20180306b.jpg

                          ある日も、そんな冬の夜だった。

                          私は暖かなベッドの中で、遠方に住む息子と

                          LINEで他愛もない会話を楽しんでいた。

                          窓の外、狂ったように吹き荒れる風・・・

                          (フルエルハクチョウ・・・)

                          私は、頭の中に浮かんだイメージそのままに、

                          「またこっちは暴風だよ?白鳥大丈夫かな?」

                          そうメッセージを送る。

                          ややあって、息子からメッセージが返ってくる。

                          「大丈夫でしょ?白鳥はアスリートなんだから」

                          息子のそのたったひと言に、私はあの嵐の夜

                          さ迷い始めた心を救われたのだった。

                          (白鳥はアスリートなんだから)

                          私は胸の中で、息子がくれたその言葉を何度も反芻する。

                          そうだった・・・彼らは何千キロもの旅をし

                          この地にやってきたのだ・・・逞しくないわけがない。

                          美しく優雅で、強く逞しい生き物なのだ。

                          

  

                        

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2018.03.05

category: 日々

サイドシートで夢うつつ


                        弥生・・・3月初めの日曜日。

                        車は、隣街へと向かって走り続けている。

                        車道の雪はもうすっかり溶け、

                        無機質なアスファルトが剥き出しになっている。

                        道路沿いに広がる平野の中に、まだ居残っている

                        白鳥たちが、のんびりと落ち穂を食む姿を見つけると、

                        私は思わず安堵し、おもむろに口を開く。

                        真っすぐに前を向き運転する夫の横顔・・・。

                        「もしも私が小さな森を持てたなら、その森の
                        木々の間は小鳥たちがさえずり羽ばたくのだし、
                        小さな湖には白鳥たちを浮かべるわ」

                        まるで、あの歌・・・『あなた』のような調子で。

                        「いいね?」前を向いたまま夫が薄っすらと

                        笑みを浮かべながら、そう相槌を打つ。

                        (あなたの優れている所は、自分は超現実主義なのに
                        妻である私の夢物語を頭ごなしに否定したりしないことだわ)

                        私は心の中で、夫に、賛辞の言葉を贈る。

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                        「白鳥のことは、ずっと前から好きだったけれど
                        写真を撮るようになってから、とても愛しいものになったわ
                        もしかしたら私、白鳥の生まれ変わりなのかも?」

                        私は、自分の中に浮かび上がる夢物語を

                        なおも、運転席の夫に向けて続ける。

                        「まさか・・・ない、ない、それはぜったいないよ?あははは」

                        私の夢の中から急いで現実に引き戻ったかのように

                        夫は、笑い飛ばしながらそう言う。

                        「そんなこと、わからないじゃないの・・・
                        あなたは、神様じゃないんだし」

                        それには、何も答えず、夫は運転に集中する。

                        ひとり夢の中に居残った私は、我が湖に浮かぶ

                        白鳥たちの姿を、飽きもせずに思い描き続けていた。









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2018.03.03

category: 日々

心は森に・・・


                         咲き始めた春・・・マンサクの花。

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                         北帰行が始まったらしいけれど

                         まだまだ残っている子たちもいて

                         日中は田んぼでのんびりお食事タイム。

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                        今日は、晴れていて暖かいし

                        居るうちは、できるだけ会いたくて

                        夕暮れ間近、彼らが戻るであろう時間帯

                        今度は川辺まで移動する。

                        いつものように仲睦まじく空を飛び、川へと着陸。

                        (もうこれで今日はお休みですか?)

                        と思いきや・・・

Swan20180303c.jpg

                       少しの間休憩し、川を蹴って空へと飛び立ち

                       再び田んぼへとお出かけのよう。

                       川面は、再びもぬけになり、気配が静まる。

                       私はまるで、恋人の帰宅を待つかの思いで、

                       日暮れぎりぎりまで、空を仰ぎつつ

                       辛抱強く待ち続けていると・・・・・

Swan20180303d.jpg
                      
                      遠くの空から「コーコー」と

                      彼らの鳴く声が聞こえてき、

                      その方向へと目を転じれば、

                      美しい夕空に描くのは、美しい彼らの飛行シーン。 

                      今日は、こんなふうに一日中、私の心は森の中。 






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2018.03.02

category: feel

嵐の夜に窓辺にて

2017 sakuraa
2017年4月17日頃のヨシノさん。
春まだ遠く・・・。

                           
                        一昨日の夜から強風が吹き荒れている。

                        恐ろしげな音を立て続け、一向に収まる気のしない

                        その様を、昨夜、しばらくの間寝室の窓の外に見ていた。

                        お隣のすくすくと育ったらしい背の高い木々が

                        吹き荒れる風に、右に左に激しく揺れている。

                        まるで、口を真横に引き結び、ただひたすら

                        忍の一字で耐え続けているみたいに。

                        (全くもって分からない、あなたは何故そんなにまで荒れるの?)

                        私は、その風に問う。

                        (その強過ぎる横暴な吹き方は誰も望んではいないのよ?)

                        さらに続ける。無論、心の中で。

                        無論、自然は、事実だけでそこにそう在るのであり

                        人間のような感情も特別な理由も

                        もちろん無いわけだけれども・・・。

                        それでも例えば、それを不機嫌な有り様だとするならば、

                        まったくわけがわからないし、同化も同調もできるわけがない。

                        ただひたすらやり過ごし、収まるのを待ち続けるしかないのだ

                        その感情のこちら側で。

                        ・・・と、次の瞬間、ある思いが私の中に沸き起こる。

                        わけもなく不機嫌な私・・・それを見ている夫の困ったような顔。

                        (そう・・・これとまったく同じ状態じゃないの)

                        わけがわからないのだ・・・どちらにしても・・・

                        例えば理解しようと努めても。

                        嵐が私で・・・窓辺の私が夫で・・・。

                        夜の窓辺で、思わぬ方向で腑に落ちた私だった。









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2018.03.01

category: Swan

愛振り撒く翼


                        弥生・・・三月。

                        白鳥たちの北帰行が始まったと

                        地方の新聞が伝えている。

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                        生まれた直後から長い距離を旅し

                        生きることを宿命づけられた彼等。

                        その事を疑う余地もなく繰り返し続ける

                        彼等の姿は、生命力と躍動感と

                        決して濁ることのない透明感に満ち溢れている。

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                           ともすれば内側に閉じこもりがちな

                           寒い冬・・・凍てつく雪国。
 
                           けれど、このかわいく綺麗な生き物たちに

                           会いたいばかりに、この冬も何度川辺まで

                           足を運んだかわからない。

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                           白鳥たちは、この寒い冬を楽しみに変え、

                           なぐさめ、励まし、癒してくれた。

                           その真白な翼は常に、地上に愛を振り撒いたのだ。

                           どうか・・・・・

Swan20180301e.jpg

                          気をつけて帰るんだよ?

                          そして、秋が深まり始めたら

                          またここできっと会おうね・・・。






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