2017.04.29

category: 日々

雨に煙る森

Rain yae1

                        雨の中、小さな森を歩いた。

                        案の定、誰もおらず

                        ひととき森は、私だけの場所になった。

Rai yae2

                        桜の静かなバトンリレーは

                        いつしか、八重のかわいらしい彼女に託されていた。

                        それにしても、思うのだけど、お花というものは、

                        晴れていようが、雨が降ろうが

                        風が枝葉を強く揺らそうが、そよ風がやさしく揺らそうが

                        「綺麗だ」と誰かに賞賛されようが、されまいが

                        ただ咲くのだ・・・いつだって。

                        ありのままの自分の姿で。

green 1

                        例えば、私も含め、人は、こんなにも

                        誰かに見てもらいたくて

                        誰かに認めてもらいたくて

                        たまらないというのに・・・。

                        そんなことを思いながら、レンズを向ける私を

                        彼女達は、やさしく優雅に花笑みながら、

                        そっと見つめ返してくれた。

                        








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2017.04.26

category: feel

水の揺らめき・・・光の影

海の妖精
Photo by Sho
*Dear Mermaid*


                         海面から差し込む、光のきらめき。

                         直接触れることのできない

                         水に揺らめく光の影・・・。

                         くぐもるような水音・・・遠い波の声。

                         分厚いガラス越しに揺らめく、彼等を見つめ、

                         共にたゆたいながら

                         あの日、私は、彼女の叶わなかった

                         哀しい恋を想った。

                         

 






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2017.04.25

category: 日々

春薫り、春に包まれ、散歩道



                        
                        (柔らかで、やさしい春の匂いがする・・・)

                        それは、今朝、起き抜けから感じたもの・・・

                        その柔らかな気配に手を引かれるように

                        カメラを携え、春と遊ぶ散歩道。

                        眼の前で、静かにバトンを繋いでゆくお花たち・・・。

                        梅・・・桜・・・八重桜・・・。

                        その姿は、いつでも美しく、凛としていて、

                        柔らかさと華やかさの中に、静かな強さを秘めている。

                        (私も、こうであれたら・・・)

                        心密かにそう思う。


yaezakura1.jpg


                        今日のお日さまは、もう、とうに

                        海に沈み、帰って行ったのに

                        まだ、昼間の春の、柔らかな良い匂いが

                        窓の向こう側から忍び込んでくる夜気の中に

                        ふわ・・・ふわ・・・ふわ・・・り・・・絡みついている。

                        

   

          
              
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2017.04.24

category: feel

森に置く想い

koto forest
Photo by Sho

                       光のきらめき・・・

                       春風のささやき・・・

                       木々の間から、漏れ聞こえてくる、小鳥たちのさえずり・・・

                       眼の前にある世界は

                       こんなにも清らかで、美しくて、

                       生きる喜びに満ち溢れている。

ooshima.jpg

                       例えば、そんなことを、

                       ただただ、シンプルな気持ちで

                       誰もが愛しく、大切に思えたなら

                       世界の憂いなど、無くせるはずなのに・・・。

                       一方で、そんな一筋縄ではいくはずがないことも

                       もちろん分かっているつもりではいるのだけれど・・・。
                       







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2017.04.22

category: feel

手紙代わりのフォトグラフ

koto mori20170422
Photo by Sho

                       
                          写真になら・・・

                          込めることができるのだと思う。

                          例えば、面と向かって言えない・・・

                          或いは、言葉にして伝えることができない・・・

yukiyanagi.jpg
ゆきやなぎ

 
                          元気でいてね?とか・・・

                          或いは、好きとか・・・

                          愛してるとか・・・

                          そして、また或いは、

                          逢いたいとか・・・・・

                          写真になら・・・

                          きっと、込められるのだと思う。

                          
                          







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2017.04.19

category: feel

物語に寄り添うもの

染井吉野

                         服を縫ったり、

                         その服を、着たりすることは

                         ずっと前から好きで、

                         半ば、ライフワークのようにしてきたのだけれど、

sakura to kotomi
Photo by Sho
ブラウス、ワンピース・・・共に手作り。


                         写真が好きになって、

                         そして、私自身も、夫に

                         撮ってもらうようになってからは

                         洋服を縫い、それを身につけることの意味を

                         なおさら、大切に思うようになった。

                         洋服は、体を守ったり、そんな機能的な意味だけではなく・・・

桃色桜

                         私が生きるシーンに寄り添い

                         そのシーンに似合うものであってほしい・・・

                         私の人生と言う名の物語を

                         いっしょに紡いでゆけるものであってほしい・・・

                         そう思うようになった。







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2017.04.16

category: 日々

ほらね・・・春が降り注ぐ

Koto sakura2
Photo by Sho

                          待ちわびた春が、ようやく

                          やっとこの街にも訪れた。

                          やさしくてかわいい薄桃色に

                          思わず手を伸ばし、触れてみたくなる・・・。

sakura20170416.jpg

                          一年は、当然、一月の元旦から

                          始まるわけだけれど

                          新しい始まりの日は、

                          この桜を見れた春にこそあるのではないかと

                          心密かに、そう思っている。

koto sakura1
Photo by Sho


                          今日の風は、ずいぶん強く吹いていたけれど

                          それをものともせず、咲き誇る桜が

                          凛としていて、とても美しかった。










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2017.04.13

category: 日々

春の頬杖

2016年の菜の花と私
菜の花と私。
Photo by Sho
2016年4月9日の風景。

                      

                      暖かな服を仕舞ったり、出したり、

                      重ね着を止めたり、またしてみたり、

                      近頃の私は、そんなことを繰り返している。

                      今年の春は、何だかとても控えめ・・・大人しい。

                      冬仕様の冷たい風に押し戻されて

                      開きかけた扉を、また閉めたりしている。

                      (遠慮しないで・・・貴女の季節よ?)

                      (お花達を溢れんばかりに咲かせてみせる、
                      貴女の季節なのだから、遠慮なんてしなくていいのに・・・。)

                      咲きかけている桜の枝葉を遠慮もせずに

                      揺らしているであろう強い風の音を外に聞きながら

                      ため息混じりにつく春の頬杖。








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2017.04.09

category: 夫の撮った私

春のささやき・・・風の声

koto and fu3
Photo by Sho

                         
                           君がいて・・・・・

koto and fu2

                           眼の前には

                           美しい自然があって・・・

                           そして、

                           写真が、あれば・・・・・

koto and fu1

                           繰り返す

                           当たり前の日常さえ

                           ドラマになる・・・。








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2017.04.08

category: 日々

春に染まる瞳


河津桜

                        
                        遠く、遠くまで

                        足を運ばなければ

                        逢えないと思っていたひとに

                        逢えた喜び・・・・・。

kawazu5.jpg

                        地元で密かに咲いていた

                        早咲きの桜・・・河津桜。

kawazu3.jpg

                        暖かで、かわいい春色に、

                        瞳が、静かに染まってゆく・・・

                        冬の間、積もっていた心の澱も

                        徐々に溶けてゆき

                        やがて、私の中にも、降り注ぐ

                        柔らかで、穏やかな、春の光。

                        

                        



                        

                        

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2017.04.07

category: 日々

雨粒の子守唄

ビオラ
My garden
*ビオラ*



                       夜更け・・・夢に落ちる時間前

                       小さな灯りの元で、いつものように本を読む、

                       私の耳元に届いたのは、大人しやかで淑やかな雨の音

                       さわさわ・・・しとしと・・・ひそひそ・・・

                       やけに耳触りの良いその音に、

                       無意識にも耳をそばだてる・・・・・

                       やがていつしかこの瞳は、本の文字を追えなくなってゆく・・・。

                       この雨の気配も、そしてこの音も、いつの間にか

                       春の装いへと移り変わっている。

                       花散らしの雨は、できることなら降ってほしくはないけれど

                       心を鎮める雨粒の音なら、

                       時々、この胸の中に届けてほしい。









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2017.04.04

category: feel

春に揺らめく


染井吉野
撮影:2016/4


                『世の中に絶えて桜のなかりせば春の心はのどけからまし』

                先日借りた図書館の本の中に、この和歌を見つけた。

                詠んだのは、在原業平(ありわら の なりひら)で

                平安時代初期の貴族・歌人だそうだ。

                このお方のプロフィールの詳細はさておき

                私は、この歌の意味に深く頷き、心を掴まれてしまったのだ。

                『いっそ桜なんかなければ春はのどかなのに』

                そう詠っているのだそうだ。

                なんて、言い得て妙なのだろう・・・・・

                本当に桜というものは、いろいろな意味で心を騒がせる。

                いつ咲く・・・? いつ満開になる・・・? 天気は?

                咲く前からそわそわし、咲いたら咲いたでそわそわし、

                強い風が吹けば、散ったりしないかとハラハラし、

                散りゆく姿に、この世の儚さを勝手に重ね、切なさにくれる。

                人々の心をさんざん鷲掴みしておきながら、後は、あっさり

                はらりはらりと散ってしまうのだ・・・そしてまた、その散りゆく姿まで美しい。

                本当に桜と言うものは、清楚で、可憐で、上品で、

                そして・・・その隠し持った一部は、ある意味、魔性じみている。

                ほんとに、なんて花だろう・・・・・・

                ほら既に私など、まだ咲いてもない桜のためにこの場所を

                こんなにもたくさんの言葉で埋め尽くしてしまった。

                今日見た、通りの桜は、まだ固い蕾だった。

                とにかく、早く逢いたい・・・・・。

                

                            





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2017.04.02

category: feel

所有と束縛

図書館から借りた本
『美しい気配』…前田義子
  図書館より。



                       今日の日の午後、私は、本棚の前にいた。

                       居るのに、いない・・・居ないのに、いる・・・

                       この場所は、いつも不思議だ。

                       夥しく並んだ背表紙たちは、

                       いつも沈黙の態度を決め込んでいる。

                       一たび、その表紙と言う名の扉を開いたら

                       誰も彼も、途端に饒舌に語り出すというのに・・・。

                       それは、ここにいる人々とて同じこと、

                       時間も場所も共有しているのに、誰ひとりとして

                       今ここには、いないのだ。

                       その心は、今それぞれに開いている物語の中を旅している・・・。

                       (今年は、いつもよりたくさん本を読もう)

                       そう決めた私は、その自分との約束通り

                       ほぼ二週間に一度、この場所を訪れている。

                       読みたい本とお財布の中身のバランスが難しい

                       私には、図書館は心強い味方だ。

                       それに、何度も繰り返して読みたい本以外を

                       所有したいと思う気持ちが、年を重ねるごとに薄くなってしまったのだ。

                       図書館の本棚の前で、私はふと、自分の本棚の中の

                       何度も繰り返し捲る物語の中の彼女の言葉を思い出す・・・。

                       『読みたいだけで、持ちたいわけじゃないもの』
                       『所有は最悪の束縛だもの』

                       (私も・・・解るわ・・・)

                       私は、彼女に胸の内で、そう相槌を打つ。


 
                                                『』内の台詞
                                                 著:江國香織
                                                *冷静と情熱のあいだ* より。                   






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2017.04.01

category: feel

物語を生きる心得


Photo by Sho



                        例えば、それは、距離など関係なくて。

                        あの空を渡り・・・

                        あの風に乗って・・・

                        その想いは、交差する・・・。

                        身に纏うその気配に包まれる・・・。

                        それは、確証できるものではないけれど

                        私の魂の奥で感じている確かなこと。

                        誰にも言わず、ただ、ひとり静かに抱きしめる。

                        ただただ、震える胸で・・・。

                        日々、私が紡いでるであろう

                        物語を生きる心得。

                        

                        

                        

                      

                      

                     

  いつもありがとうございます                    

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私の写真と言葉で綴る
私と私の世界の物語。

ミムラ姉さんのこと

プロフ画像のミムラ姉さんのお人形は 息子に買ってもらったもの。

心の声をちょっとだけ

♪はにかんだ微笑み相変わらずなのね♪ この写真撮りながら浮かんだ歌は、なぜか中山美穂さんのこの歌でした。

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水に揺らめく想い花

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