2017.03.29

category: 本のこと

物静かな友人



                       彼も、そして彼女も

                       いつでもただ静かに、そこに佇んでいるのだ。

                       例えばその扉は、いつでも好きな時に

                       開いてもいいように設えてはあるけれど

                       その扉の向こうの住人である彼等は

                       こちらの訪問を促すようなことなど、決してしない。

                       ただただ静かにそこにいる。

                       それでも自らの存在をふわりとさりげなく漂わせて・・・。

                       そして、一たび、その扉を開けば

                       どんな時も温かく迎えてくれ、自らの物語を静かに語り出すのだ。

                       それは、決して押しつけがましいものでもなく、

                       (あなたの感じるままでいいし、途中でこの扉を閉じていいのだよ?)

                       そう無言で語りかけてもくれる。

                       本との時間は、とても安らかだ。

                      





                                                   *写真の本*
                                               『なかなか暮れない夏の夕暮れ』
                                                  江國香織
                                               『扉のかたちをした闇』
                                                  江國香織/森雪之丞
                                               『本を守ろうとする猫の話』
                                                  夏川草介

  




いつもありがとうございます                     

にほんブログ村

2017.03.28

category: 日々

春待ち花びら



                      弥生の月が深まる日々・・・

                      もう、とうに出番の終わったはずの冬が

                      相も変わらず、行きつ戻りつを繰り返している。

white1.jpg

                      時に寒さに震えながらの、その最中、

                      春の気配が辺りに満ちる、そんな日は

                      その春の光を大切に掬いあげるように

                      健気にも、可憐な花びらをほころばす、梅の花。

white2.jpg

                      休息、眠り、その代名詞のような冬の季節は

                      植物にとっても、人にとっても

                      たぶん必要なことだろう・・・・・。

                      だけど・・・ピンク、白、黄色、そして空の青・・・。

                      やはり世界は色つきがいい・・・

                      春待ちわびながら、つくづくそう思う。                      








いつもありがとうございます

にほんブログ村

2017.03.24

category: feel

花願い・・・花想い

温室のラベンダー
location:Akita
西目ハーブワールド温室/ラベンダー



                         不意に・・・・・

                         逢いたい・・・すごく逢いたい・・・

                         そう思う。

                         また会えたらいい・・・・

                         繰り返しそう願う・・・。
            
                         いえ、でも

                         きっと大丈夫・・・。

                         きっとまた、会えるから。

                         だから・・そう信じて生きてゆく。









いつもありがとうございます

にほんブログ村

2017.03.22

category: feel

内側の宇宙

ある日風車の下で
Photo by Sho

                        ある日、花の中に星を見る・・・

                        またある日は、小鳥たちのさえずりに

                        哀しみも苦しみも存在しない、楽園を夢見る・・・

                        また、別のある日は、イヤホンから落ちてくる

                        その歌が、美しい愛の物語を、目に映す・・・

                        ありとあらゆるものは、あるイメージを喚起させる。

                        そして、それは、無限に広がるのだ

                        私の内側で・・・。

                        それこそ、年齢も、立場も、ないものとして。

                        たぶん私の中にも存在するのだ・・・

                        果てなき宇宙が。








いつもありがとうございます

にほんブログ村

2017.03.20

category: 夫の撮った私

春に歌う森

koto in mystery pond1
Photo by Sho

                         昨日まで吹いていた

                         冷たい風を忘れさせるように

                         今日は、暖かな気配に満ちている。

koto in mystery pond2


                         やさしい春風が

                         私の耳のすぐそばで

                         笑いささやく・・・・・

koto in forest

                         ねえ・・・いっしょに遊ぼ?

                         また逢えて良かったね・・・。

   



  




いつもありがとうございます                   

にほんブログ村

2017.03.19

category: 日々

ただそこで、君を見ていた



                       行き場を無くした冬名残りが

                       まだ遠慮がちに吹く春風に

                       容赦なく混じる。

                       そんな私も、冬物の暖かなストールを

                       なかなかこの身から引き離せず、

                       その温もりに、顔を口元まで

                       深くうずめたまま・・・・・

sunset20170319b.jpg

                       分厚い雲の隙間から

                       時折顔を覗かせる、

                       今日の日の温かな夕暮れを、

                       ただそこで見ていた。

                       

                       

                       




いつもありがとうございます                       

にほんブログ村

2017.03.17

category: feel

春の儀式

Todays Sky
今朝、私の上に広がった空。



                         春色の空に

                         深呼吸ふたつ。

                         ひとつは、私のために・・・。

                         もうひとつは、大好きな貴方のために・・・。

                         冬籠もりし続けた心を

                         この空へと静かに解き放つ・・・・・

ガーベラ・ブルー

                         すべての始まりは、雪の精舞う

                         睦月にあるのではなく、

                         花目覚め、草木芽吹く

                         春にこそあるのだと思いたい私の、

                         心を静かに・・・春の儀式。








いつもありがとうございます

にほんブログ村

2017.03.14

category: feel

女神の才覚

オルレア
Flower:オルレア
*White Day*


                       微笑む・・・・・

                       例えば、心の中にさざ波が立っていたとしても。

                       柔らかな気配を身に纏う・・・・・

                       例えば、ある日、心がささくれだっていたとしても。

                       女性として、守ってもらうことだけを当てにするのではなく・・・

                       その愛情に包んでもらうことだけを望むのではなく・・・

                       いつでも、静かに、

                       柔らかな気配を身に纏ったまま

                       やさしく微笑み続けるのだ・・・

                       例えば、特別なことなど、できなくていいから。

                       それが、きっと、愛しい人を守る

                       女神の才覚。

  







いつもありがとうございます                     

にほんブログ村

2017.03.12

category: 日々

春に踊る光・・・風のハミング



                ここ数日の間、冬に戻ったかのような寒さだったけれど

                今日は、幾分暖かな日だった。

                風は、少し冷たいけれど、降り注ぐ光は、もう春そのもの。

                だからうれしくて、わけもなくただ楽しくて・・・・・

                
koto and fu
Photo by Sho

                今日の私は・・・

                踊る光に、手をかざし

                風といっしょに奏でた春色のハミング。

                

                




いつもありがとうございます                        

にほんブログ村

2017.03.10

category: feel

その魅力は人生にも似て



                   その魅力にはあがらえない、と言うものにアイスがある。

                   『あがらえない』なんて言い回し

                   少々大げさな感じもするけれど

                   とにもかくにも大好きなのだ・・・私は、アイスが。

                   それは、特別にクリームではなくても

                   ミルクでもラクトでも良くて・・・・・

                   氷菓だけは、暑い夏の最中にしかいただけないけれど

                   日常楽しむのならば、ミルクでもラクトでも断然いいのだ。

                   最もアイスと言われるものに、こんなに種類が

                   あったことを私が知ったのは、大人になってから

                   ずいぶん後になってのことなのだれど。

                   それは、そうと・・・

                   小さな頃も、少し大きくなってからも、そしてもう社会人だというのに

                   今は亡き愛しき祖母は、私に

                   「これでアイスでも買って食べてね?」とお小遣いをくれた。

                   チョコでもクッキーでもなくて、それはいつもなぜかアイスなのだった。

                   そして今は、休日の出先で、遠出した先の店で

                   夫が私に聞くのだ・・・「アイス食べるの?」

                   それは、祖母の言葉のそれと響きが似ていて

                   ふと懐かしくて、時々不意におかしくなるのだった。

                   そう言えば、私の大好きなヒロイン二人も

                   劇中、アイスクリームに心ときめかせ、楽しんでいましたっけ・・・

                   赤毛のアンはピクニックで・・・

                   そして、ローマの休日のアン王女は、スペイン広場で・・・ふたりのアン・・・

                   やはり、どうしたってアイスは、魅力的なのだ。

                   さあ、溶けないうちに召し上がれ。

                   

   





いつもありがとうございます                    

にほんブログ村

2017.03.08

category: feel

綴る・・・写し撮る・・・鏡の中の私


プリムラ・・・From my garden

 
                       文章を書くことは、学生の頃から好きだった。

                       夜寝る前、ベッドの中で腹ばいになりながら

                       いわゆる大学ノートと言われるものに

                       うれしかったことも、悲しかったことも

                       片思いの恋の話も、打ち明けられぬまま

                       その恋を失ったことも、日々、書き記した。

                       誰に見せるでもなく、もちろんどこかで

                       たった今こうしているように発表する気なんてさらさらなく

                       それでも、そのことは、飽きることなく続けられた。

                       そう・・・言わば、鏡に自分を映すみたいに・・・

                       或いは、鏡の中の自分をじっと覗きこむみたいに・・・。

                       あの頃の私と、今の私・・・・・

                       変わったようでいて、実は、変わっていないのかもしれない。

                       重ねてきた年齢や、妻やら母やら主婦やら

                       それらのものを脱ぎ捨て、むき出しになってみれば

                       実は、なにひとつ変わっていないのかもしれない。

                       書くこと・・・写真を撮ること・・・この場所で綴り続けること・・・

                       あの頃から見たら、ひっくり返るほど時代は変わり

                       形も変わったけれど、これからもこの場所で

                       私は、私のままできるだけ長く続けてゆけたら・・・そう思っている。


                                     ♪

                                  『Fuwary.Slow』

                           この3月で、4年になりました。
                           途中からは、コメント欄を閉じっぱなしで
                           勝手気ままに綴るスタイルに変えたにも関わらず
                           変わらずご訪問下さり、ご覧下さる皆さまには
                           感謝の気持ちでいっぱいです。
                           あの頃の私と今の私、ただ一つ違うことは
                           見て下さる皆さまが、画面の向こうにいる・・・
                           そのことを、励みにしているということです。
                           拙いブログではありますが、
                           これからもどうぞよろしくお願いいたします。
                           ご挨拶が後になった無礼をお許し下さい。

                       

                       

                       

                       

 いつもありがとうございます                                            

にほんブログ村

2017.03.05

category: 日々

薄い春に満ち始めるもの

梅

                       それは、まだまだごく薄く、浅いのだけれど

                       それでも確かに目覚めた春。

梅ブルー

                       冬の間、眠り続けていた梢にも

                       おとなしやかに、しとやかに

                       少しずつ春が、ほころびはじめると

Koto0305.jpg
Photo by Sho


                        私の中にも少しずつ

                        温かな光が満ちてくる。

                        春はいつでも、そして何度繰り返しても

                        不思議なエネルギーに溢れている・・・

                        だって、こうして生きていることが

                        ただただシンプルにうれしくて

                        とても幸せな気持ちになれるから・・・。

                       

   




いつもありがとうございます                    

にほんブログ村

2017.03.02

category: feel

布とミシンと彼女とわたし


ワンピース
エプロンワンピース
共に手作り。


                    「できることをしないのはよくないわ」

                    その娘(こ)は言う。

                    ミシンに触れたくて、いつもミシンのことを考えているのに

                    『まだ見習いなのだから、君は布に
                    触れてはいけない、切ってはいけない』

                    そう店主に言われている彼女が、私にそう言う。

                    「できることは、自分で選び取ったような気で
                    いるかもしれないけれど、天の神様がお与え下さったものかもしれない
                    だからそのできるということを粗末にしてはいけないわ」

                    なおも重ねて、その物語の中の彼女が言う。

                    家族に付き合って入った街のお店で

                    ふと開いてみたネットの中で

                    とてもお手頃価格の、しかも好みなデザインの

                    洋服を見かけると、私の中の何かが揺らぐ。

                    ものによっては、生地代よりも安価なそれらの服を前に

                    (わざわざ作らなくてもね、、、この値段で買えるのだし、、、)と。

                    でもやはり、できることをしないのは、よくないことかもしれない。

                    それに、何より、事実、私が私であり続け、心地よくいられるのは

                    自分で作った服を着ているからなのかもしれないし・・・

                    春の服、そして夏の服・・・2017年・・・

                    だから今年も、やっぱり私は、ミシンの前に座ろう。

                       



                                                         BOOK
                                                      『ミシンのうた』
                                                         *こみねゆら*

 




いつもありがとうございます                      

にほんブログ村
プロフィール

琴美

Author:琴美
何気ない日々と心の中に降りてくる
宝石のような言葉を大切に綴りたい。

ミムラ姉さんのこと

息子が買ってくれました。

心の声をちょっとだけ

寒い一日でした。 窓越しに薔薇の蕾を眺めながら この気温ではもう咲けないかもしれないと思いました。

Merry

ふわふわ雪降るクリスマス

Blue Rose

カテゴリ

*****

当ブログ掲載の記事及び 画像の転載を禁じます。           

Koto-Forest

Instagram

Rui_Forest

インコのルイの成長記録アカウントです

Instagram

ランキングに参加しています。

Koto Post

コメント覧閉じていますが 何かありましたらこちらへどうぞ。

名前:
メール:
件名:
本文:

koto's memorys

月別アーカイブ

Welcome❤

キラキラ

Copyright ©Fuwary.Slow. Powered by FC2 Blog. Template by eriraha.

FC2Ad