2017.02.28

category: 日々

春の月薫る夜

Moon Night

                        今宵、冷蔵庫の中身を補う必要があって

                        娘の帰宅を待った後、外へと飛び出す。

                        まだ一日ある如月が、早くも主役のその座を

                        弥生に明け渡してしまったかのように

                        そこいら中に薄い春の匂いが立ち上っている。

                        (お花たちが目覚めた匂いだ・・・)

                        私は心の中で呟きながら、鼻をくんくんさせる。

                        ふと見上げてみれば、そこには

                        弓なり型の月が張り付いている。

                        まるで、夜空ごと微笑んでいるみたいに。

                        それは、それは、美しい、見事な、

                        口角の上がった女神の微笑みのような月。

                        うれしくなる・・・心がほどけてゆく・・・。

                        そう、うれしくなって、私も思わず頬笑みを返したのだ。

                        今宵、春薫り始めた月に。





                                                

                                      *夜空を撮る技術を持ち合わせていないので
                                       友情出演をお願いしました*
                                          『かいじゅうたちのいるところ』
                                              モーリス・センダック
                                             Dear マックス

                        








いつもありがとうございます                        

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2017.02.27

category: feel

めくるめく星たちの物語

kasumi kirari

                       それは、あたかも夜空に散りばめられた

                       星たちのようなものかもしれない・・・

                       ある日、そう思った。

                       地上と言う名の空で、瞬き、きらめき生きる私たち・・・

                       夥しい数の星にも似た・・・

                       いわば点と点の・・・

                       そう・・・まったく別々の所で瞬く星のような・・・

                       果てしない・・・気の遠くなるような、それぞれの距離感・・・。

                       けれど、例えば、お互いの存在など知る由もなく

                       それぞれ別の場所で瞬いていたとしても

                       呼び合う魂は、出逢えるのだ・・・いずれ、きっと。

                       それが、無意識のものであったとしても。

                       そして・・・

                       魂ごと抱きしめたくなるような・・・

                       魂ごと抱きしめてほしいと願うような・・・

                       そんな愛おしい出逢いは

                       星の数には、到底及ぶことはない。

                       

                    

                       

                       




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2017.02.24

category: 日々

桃花・・・桃色・・・桃の時

豆雛

                        雪は、まだまだ名残りを見せるけれど

                        花薫る春の季節は、確実に近づいている。

                        公園の紅梅が、10輪ほど咲いていると

                        うれしい知らせも耳に飛び込んできた。

                        もうじき訪れる弥生の月は、姫君たちのお祭り。

                        姫なんて言葉からは、程遠い年齢に

                        もうずいぶん前からなってしまっているけれど(笑)

                        それでもこのお祭りには、心華やぐ。

                        私もかつて、誰の妻でも、母でもなく

                        ある父と母にとっては、ただの小さな女の子であったことを

                        思い起こす日でもあるから・・・・・。

                        手のひらに乗る小さな雛段は、今は亡き母が買ってくれたもの。

                        小指の第一関節よりも小さな姫達は

                        確か、京都の作家さん作のものだったはず。

                        飾り、そして眺める度に、亡き母を思い出す・・・

                        私にとってお雛祭りは、母を偲ぶ日でもあるのかもしれない。

                        

                        

   



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2017.02.22

category: 本のこと

変わらない・・・そのことへの憧れと尊敬

My favorite books

                         もう何度も読んだというのに

                         相も変わらずページを捲ってしまう・・・

                         私にはそんな本が、いくつかある。

                         何が始まり、何に繋がり、何がどうしてどうなるのか

                         もう一部始終を把握しているし

                         登場人物の台詞さえ、一部そらんじているというのに。

                         そればかりか

                         ドキドキする場面では、ちゃんとドキドキし

                         切ない場面では、決まって切なげな気持ちになるのだ。

                         何度読んでも。

                         たぶん、安心するのだと思う。

                         物語は、その物語のまま

                         姿形を変えずに、そこにあるということに。

                         ページを捲れば変わらぬ姿で迎えてくれるということに。

                         それは、ただ単純に『好き』という

                         気持ちとは別の所にあるような気がする。

                         例えば、アンもメアリーもモモも

                         物語の外側で、時代がどんなふうに変わっても

                         スマートホンを操ったりしないし

                         パソコンの画面に釘付けになったりしない。

                         ある意味、とても安らかだ。

                         進化し続けてゆくこと、変わり続けてゆくことは

                         魅力的だということを認めつつも

                         その一方で、変わらないということを

                         大切に守りたいと思う私がいる。






                         

                         

                         

                         
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2017.02.20

category: ルイ

君の瞳のスクリーンに映るもの



                         なんでもない普通の日

                         私はここから、この部屋で、小鳥である君と

                         一羽とひとりで夕暮れを見ている。

                         確かに君は、言葉を持たぬ

                         小さな鳥なのだけれど

                         中身である魂は、私達人間と

                         少しも変わらぬものを持っているのでは・・・?

                         ある日、ふと、そう思ったりもする。

                         そう、君は今生、たまたま鳥に生まれてきただけのことで・・・

Rui2.jpg

                         だって、この小さな瞳は

                         驚くほどにたくさんのことを語るのだ。

                         寂しい・・・楽しい・・・機嫌が悪いよ・・・

                         かまわないで・・・ねえ、遊ぼうよ。

                         君の気持がその瞳のスクリーンに

                         次々映しだされるのを決して見逃すまいと

                         私はこうして、今日も君を見ている。

                         この部屋で、いつものように

                         君と夕暮れを待ちながら。

Rui1.jpg

                         何はともあれ・・・ルイ?

                         長く、薄暗く、寒い冬もじきに終わりを告げるはず。

                         春は、私の上にも、そして、君の上にも

                         いずれ舞い降りる。

                         愉快で、うれしくて、幸せで

                         そしてロマンチックな人生にしよう・・・

                         お互いにそんな生涯であるように

                         日々を大切に育てよう。

                         ね・・・?ルイ?

                         この春からも。

                       

                         





いつもお立ち寄りいただきありがとうございます                         

2017.02.16

category: feel

その想いの気配が薫る場所

Angel and kasumi


                           響き合う・・・・・?

                           待って・・・・・

                           『響き合う』だなんて・・・・・。

                           言葉が響き合う・・・?

                           或いは、想いが響き合う・・・・・・

                           或いはいっそ、魂が響き合う・・・。

                           ひとり心の中で連想する。

                           愛読中の本の帯に

                           書かれてあったその単語に

                           まるで今頃になって気づいたみたいに。

                           そして私は、図らずも

                           連れていかれてしまう・・・

                           愛の果て・・・のような場所へ。

 




ご覧いただきありがとうございます  

2017.02.15

category: feel

そのファインダーの向こうに見えるもの

gerbera and kasumi
 
    
                           今日は部屋に

                           柔らかな光が差し込んでいる。

                           その光には、微かではあるけれど

                           春の粒が紛れ込んでいる。

                           じきに始まるのだ・・・・

                           愛しいあの季節が。

                           写真を撮ろう・・・・・

                           手紙の代わりに・・・。

                           ファインダーを見つめよう。

                           あのやさしい瞳を思い浮かべながら・・・。

                           確かに・・・・・

                           写真には、私の想いが宿る。

                           写真は、私を物語る。

                           例えば私が、わざわざ言葉にしなくても。

                           だから・・・

                           写真を撮ろう。











いつもご覧いただきありがとうございます
              

2017.02.13

category: feel

或いは・・・そう思ういくつかのこと

Pink Rose1

                           貴方に出逢えたのは・・・

                           この私・・・そう思っていた。

                           貴方を好きになれたのも

                           私自身・・・そうも思っていた。

                           いつまでも貴方にときめくのも

                           私が私であるから・・・

                           時には、そうも思っていた。

                           例えば、すべて自分自身で

                           選び取ったことみたいに・・・。

                           けれど・・・・・

Pink Rose2

                           貴方には・・・

                           出逢わせてもらえたのかもしれなかった。

                           好きにならせてもらえたのかもしれなかった。

                           いつまでも、ときめく心の泉を絶やさぬように

                           清らかな水を常に注いでもらっているのは

                           私の方かもしれなかった。

                           或いは、すべてそうなのかもしれなかった。

                           そう思うと・・・そのことに気づくと

                           私は、貴方に出逢うことができた

                           この私であることが・・・

                           私は、私自身のこの人生が

                           今まで以上に、たまらなく愛しくなる。

                          








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2017.02.11

category: feel

妖精ささやく丘

2015 Ry1
いつかの春と
いつかの娘。
*Location:Yamagata/Syonai*




                          色彩を忘れた

                          モノトーンの世界。

                          外では相も変わらず

                          濃い冬が居座り続けている。

                          それでも・・・・・

2015 Ry2

                          この心は・・・

2015 Ry3

                          いつしか・・・

2015 Ry4

                          春に抱かれ

                          あのやさしい声に包まれる

                          夢を見る。

                          例えば

                          誰かに・・・

2015 Ry5

                          「夢見る頃など、もうとうに過ぎたはず」 

                          そう言われたとしても。                        










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2017.02.10

category: feel

花のかけら・・・花想い

White Rose
やさしくされると切なくなる
冷たくされると泣きたくなる・・・
誰より好きなのに。
『誰より好きなのに』
*古内東子*



                            ふと、その歌が心の中に浮かんだ

                            今日の日の午後

                            美しい花びらが、まるで

                            この手のひらの中に舞い降りたみたいに

                            なんだかとても女性らしい気持ちになった。

                            大好きな小説の主人公が言ったように

                            本当に・・・
                               『年齢なんて記号にすぎない』

                            だから

                            女性らしい気持ちを・・・

                            秘めた柔らかな想いを・・・

                            これからも忘れずにいよう・・・。

                            

                                                   薔薇・・・マクロ撮影
                                                      *SONY NEX3*                                             

                        


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2017.02.08

category: 本のこと

小さな教室

A Little Pricess

                         その扉を開くと、その場所は

                         ある日、教室になる。

                         ここ数日の間の私には、小さな女の子が

                         まるで教壇に立つ先生のように

                         大切な何かを伝え寄こしてくる。

                         (結構生きている大人だからって
                          何でも知っているわけではなかったわ・・・)

                         私は、文字を追いながら、心の中で

                         その小さな先生である彼女に言う。

                         まるで恐れ入ったように。

                         事実、そうなのだ。

                         例えば、彼女が言うには・・・

                         顔に血が一気にのぼり、耳もぴりぴりしてきても
                         プリンセスならば、激情に流されてはならない。・・・こと。

                         そのために

                         プリンセスだというふりをすること・・・それは
                         プリンセスらしい振る舞いを心がけるため・・・だということ。

                         なるほど・・・・・。

                         それにしても・・・この物語、かつて小学生の私が

                         読んでいたはずなのに、あの頃と今では

                         心への染み込み方が全然違う。

                         もちろん物語の内容は同じであるはず・・・・・

                         だからこそ本はおもしろいのかもしれない。


                         

        


                 

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2017.02.06

category: feel

想い重ね・・・想い重なり・・・綴りゆくもの

kotomi 20170205
Photo by Sho

                         ただ過ぎてゆく日々を

                         まるで呼び止めるみたいに

                         その一瞬を閉じ込めることができてしまう・・・

                         そんな写真が好き。

                         撮ることも・・・そして、撮ってもらうことも。

                         写真には本来、眼には見えていないはずのものも

                         写っているように思う。

                         風の動き、光の濃度、空気感、雰囲気、

                         その場所の放つ気配・・・・・・

                         あとは、匂いのようなものまで。

                         本当に、ただただ単純に楽しいし

                         それに、心からときめく・・・

                         この地球が持つ自然という名のきらめきに。

                         けれど、もうひとつ・・・私にとって、写真は・・・・

                         
Rose PK
Photo by Kotomi

                         (今日も元気?)

                         (ずっと元気でいてね?)

                         (私も元気だよ)

                         (幸せでいてね?)

                         (大好きだよ)

                         無意識にも写真に重なるそれらの想い・・・

                         そう・・・私にとって写真は

                         大好きな人・・・大好きな人達に、日々送り伝える

                         手紙のようなものでもあるのかもしれない。

                         









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2017.02.04

category: 日々

空に映る春・・・妖精の声

Piano and Sky
今、私の上に広がる空。



                   
                       散らつく雪に、思わずため息がこぼれ

                       少しだけ肩が落ちる。

                       (まだ2月・・・まだ彼等のステージなのだから当然のこと)

                       そう言い聞かせる如月の日々・・・

                       けれど、こうして冬空の隙間に見せる空の青には

                       微かではあるけれど、春の気配が映り込んでいる。

                       寒さの中、思い切って窓を開けて

                       その春薄い青を見上げてみる。

                       ふと、その空の向こうに、この冬と共にある

                       妖精の声が聞こえる。

                       美しく優雅な白の翼・・・見事なVの字飛行。

                       (そうか・・・春の訪れは彼らとの別れの季節でもあるのだった)

                       毎年繰り返すその切なげな想いが、ふと胸をかすめる。

                       けれど・・・大丈夫。

                       これは、再び逢うことを約束された一時的な別れだから。 

                       大丈夫・・・きっとまた逢えるのだから・・・大丈夫。

                       空を見上げてひとりごちる。           










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2017.02.02

category: feel

You are the only one...I love You...

Rose 2016Au1
いつかの秋の日
あの日の薔薇。


                        
                          ただ・・・

                          ただひとつだけ・・・

                          私は、願うの。

                          あなたにとっての

                          唯一無二の存在であれたら・・・

                          それでいい・・・それだけでいい。

                          今なら・・・

                          今の私だから、そう思えるの。



                          例えば・・・・・

                          他の誰ひとりとして認めてくれなかったとしても。

                        

                        

                        

  


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2017.02.01

category: 夫の撮った私

スカート丈と心模様

足元クラブ
いつかの秋の日
あの日の私
Photo by Sho
*スカート・・・ハンドメイド*



                          スカートは長めが好き。

                          歩くと足にまとわりつく感じも心地良く

                          何より足に自信がなく隠したい私には(笑)

                          スカートはロング丈意外考えられない。

                          けれど、都会を旅する度に

                          この足首に届きそうなスカート丈は

                          少し緊張するのだった。

                          駅の中・・・空港の中

                          移動するためには避けて通れない

                          都会のエスカレーター。

                          その機械にスカートが巻き込まれやしないかと

                          それはもうハラハラものだった。

                          いちいちお姫様みたいに、スカートを指でつまんで

                          乗ったことも今では心楽しい思い出だけれども。

                          (もう少し丈を短くした方がいいのかな・・・)

                          その度に思う。それともパンツスタイルにするとか・・・。

                          けれど、やっぱりスカートは長めが好き。

                          スカートを穿いていたい。

                          何より、私の中の女の子がそう言うから・・・・・。

 





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