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2018.07.12

category: Swan

サバイバル魂

今日の君。

                       故郷へ戻らなかった君を見つけ

                       写真を撮った最初のあの日、君が片方の翼に

                       飛べないほどの重傷を負っていると、気づいたあの日、

                       (もう撮れない・・・撮ってはならない)そう思った。

Swan20180712c.jpg

                       かわいそうで、悲しくて、愛しい故郷に

                       おそらくもう二度と帰れない君の境遇を思うと

                       やり切れなくて、いたたまれなくて。

                       でも君は、そんな私と同じ質感で

                       自分の境遇を恨んだり、悲観したりしているだろうか・・・?

                       ある日、そうも思った。

                       いずれにしても、起きてしまったことは

                       受け止める以外の手立てはなく、

                       君はとっくにそのことを受け止め、

                       ここで生きる術を見つけようとしているのかもしれなかった。

                       或いはもうとっくに見つけているのかもしれない。

Swan20180712d.jpg

                       一体どこへ行っているのか、ここへ来れば

                       必ずいるということもなく、この限られた川範囲の中で

                       時々姿を見かけなくなってしまうのは、

                       渡り鳥の習性故かもしれない。

                       君の少し汚れた顔は、そのサバイバルを物語る。

Hydrangea20180712a.jpg

                       君が懸命に生きる傍らで、

                       涼やかな紫陽花が今見頃を迎えている。

Hydrangea20180712b.jpg

                        懸命に生きる君に

                        私なりのやさしい気持ちを乗せて

                        これからもこうしてレンズを向けよう・・・。

Swan20180712e.jpg


                        






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2018.07.05

category: Swan

その物語を喚起させるもの

あの春の日の君。

                       その君の持つ美しく優雅な、

                       そしてどこかしら気品ある存在感は

                       しばしば、ありとあらゆる物語を喚起させる。

Swan20180705a.jpg

                       今度君に逢ったなら、

                       その美しい白の

                       小さき頭に王冠を乗せて・・・

Swan20180705c.jpg

                       あの物語の中へと

                       旅に出よう。







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2018.06.13

category: Swan

君をめぐる物語

あの日の君。
                      
                      ある日、川沿いをひとり歩いていた娘は

                      傷を負い、羽を休めている一羽の白鳥に出会いました。

                      そっと近づいてみると、片方の翼が折れ曲がり、

                      もう飛べないほどの重症なようです。

                      「どうしたの?白鳥さん、どうしてそんなひどい怪我をしたの?
                      何があったの?」

                      矢も楯もたまらず、娘は白鳥に問いかけましたが、

                      言葉を持たぬ白鳥は、悲しげなその瞳を

                      娘に向けるばかりです。

Swan20180613b.jpg

                      飛べない白鳥・・・

                      自分で食べ物を探しにゆけない白鳥・・・

                      娘は心配でたまらず、何か食べれそうな物を持っては、

                      毎日のように白鳥の元へ向かうのでした。

                      白鳥も、そんな娘のやさしさに触れ、

                      少しずつ心を開き、遠くからでも娘の姿を確認すると

                      自分の方から近づいてきてくれるようになりました。

Swan20180613c.jpg

                      白鳥と出会ってから、もう何日経ったことでしょうか?

                      娘はその日も、少しのパンを持って

                      白鳥の元へ向かいました。

                      「羽も少しずつよくなってきてるようで良かったわ」

                      娘はもの言わぬ白鳥に話しかけました。

                      まるで白鳥に、自分の言葉が通じていることを

                      信じて疑わないみたいに。

                      すると、どうでしょう・・・

                      次の瞬間、羽を大きく広げた白鳥が、

                      娘の目の前で、見る見るうちに、

                      美しい王子の姿に変わるではありませんか

                      娘は驚きのあまり、ものも言えずに、その姿を見つめるばかりです。

                      王子は意地悪な魔女に、白鳥の姿に変えられていたのでした。

                      「君は僕の命を繋いでくれた恩人だ」

                      娘は王子のお妃になり、お城で生涯、

                      愛する王子と幸せに暮らしたのでした。



                             ・・・という童話によくあるような物語が浮かんだのだけど
                             もしこれが本当になったら(絶対ないです)
                             私はもう娘ではないし、結婚してる・・・
                             (心配しなくて大丈夫です。有り得ませんから)笑。









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2018.06.10

category: Swan

憂う翼

あの日の君。
                         
                      撮りたいから会いたいわけじゃない・・・

                      無論、最初から分かり切ってはいたことだけれども。

                      バッグの中には、柔らかな食パン一枚と、

                      連絡ツールとしてのスマートホン。

                      ただ、それだけ。

                      それ以外の、それ以上の、選択肢が

                      今日は最初から、私の中に無かったことに、

                      君への道を歩きながら、ふと気づく。

                      私は『ただただ好き』ということの真理のようなものを、

                      今さらながら気づかされたのだ。

                      そう、君によって・・・。

                      好きって、たぶんそういうことなんだ。

                      目の前の事と、ただただ向き合いたい・・・

                      きっと、好きってそういうことなんだ。







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2018.06.09

category: Swan

君と踊る雫


                         邪気無き魂が、その水の粒

                         ひとつひとつにまで反映する。

Swan20180609b.jpg

                         君の作り出す

                         その雫のひとつひとつが

                         あまりにも美しくて、私は・・・

Swa20180609c.jpg

                         どうしても
 
                         見惚れずには

                         いられなかったんだ。







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Author:琴美
何気ない日々と心の中に降りてくる
宝石のような言葉を大切に綴りたい。

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お隣の街の花火の音が聞こえます。 テレビでライブ放送もしているのですが リアルの音は遅れて聞こえてきます。 いろいろな意味ですごいです(笑)

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Fuwary.Slowにお越し下さるすべての皆さまへ。 コメント欄も閉じたままのひとり言のようなブログをいつも見て下さってありがとうございます。 長く続けてこれたのは、この画面の向こうに見て下さっている皆さまのお姿があるからです。 これからも続けてゆきたいと思っていますので、拙いブログではありますがどうぞよろしくお願いします。

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