2017.09.30

category: 家族のこと

祖父とオルガン

At Forest
いつか森で。
Photo by Sho

 
                     ♪あたまを雲の上に出し 四方の山を見おろして
                               ・・・富士は日本一の山♪

                      
                     小学生の頃、祖母に買ってもらったオルガンで

                     よく弾いていたのは『富士山』だった。

                     音楽の時間で習った歌だ。

                     オルガンは、茶の間に隣接した廊下にあり、

                     学校から帰った私がその曲を弾くと

                     なぜか必ず祖父が泣くのだった。

                     私は祖父以前に、男の人も泣くのだという事実に直面し驚き

                     そう自分に知らしめた張本人が

                     我が祖父であることに少なからず狼狽した。

                     もちろん、私のオルガン演奏がそんな涙を誘うほど

                     上手だったわけではなく、けれど、なぜ泣くのかと、

                     祖父に涙の意味を訊ねることは、とうとう最後までできなかった。

                     祖父の職業は、漁師だった。

                     いつも片足を引きずって歩き、船着き場までは徒歩で移動していた。

                     祖父の不自由な片足の原因は幼い頃に罹った

                     熱病のせいだったと、祖母に聞かされたのは、祖父亡き後だ。

                     その不自由な片足が原因で徴兵をまぬがれたのだとも。

                     祖父は、もうずいぶん、ずいぶん前に亡くなったけれど、

                     今のこの世の中のことを知ったら、一体どう思うのだろう・・?

                     そして私になんて言うのだろう・・・?そう思う時がある。

                     悲しみも苦しみも生きる内・・・

                     けれど、愛しき者たちが理不尽な思いに

                     苛まされることなんて、きっと望んではいないはずだ。









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2017.08.01

category: 家族のこと

君と君を包む光

Ry and Rui a
Ry and Rui
*娘とルイ*

                           夏の朝・・・ごくごく薄い曇りの朝・・・。

                           薄い雲がフィルターの役目を果たす朝。

                           空から降り注ぐ光が、限りなくやさしい。

                           そんな光に柔らかく包まれる、君と君・・・

                           

Ry and Rui b

                           日々、繰り返す、ごくごく当たり前の日常にも

                           密やかなドラマは、こんなふうに、

                           さり気なく、数限りなく潜んでいる。

                           





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2017.05.18

category: 家族のこと

母思い・・・母想う・・・愛しさめぐり

アリッサム

                      今は亡き、母方の愛しの祖母は

                      息子が生まれてしばらくたってからこう言った・・・

                      「男の子は、いろんな意味で育てづらいかもしれない
                      すぐに熱を出したりすることが多いし、年頃になって、もし一度
                      道を見誤るようなことがあれば、なかなか元の道に
                      戻すのは、容易ではないから・・・でも、大丈夫。
                      手を掛け過ぎず、目を離さず、気持ちも離さず
                      大切に育てなさい 男の子は、基本、母親思いだからね?」

                      思い返せば確かに、いろいろなことがあったけれど

                      本当にやさしい子に育ってくれた。

                      そんな息子から母の日の贈り物が届いた。

Mothers Day From Kei

                      とてもうれしかった・・・ありがとう。

                      そう言えば、祖母は、こうも言ったのだった。

                      「親に返せなかった恩は、子供に返しなさい」

                      愛も想いもやさしさも巡り続くものかもしれない。

                      誰かを思う気持ちは、こんなにも愛しくて、

                      温かくて、そして、やさしい・・・。

  






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2016.09.15

category: 家族のこと

君がくれた空

Shos Sky
Photo by Sho
*スマホ写真*

                   お昼休みに出先から夫がスマホに送ってきた今日の空。

                   その美しさに心和んだひととき。

                           ♪  ♪  ♪


                   かつて、通り過ぎた私達の恋愛時代

                   君は駆け引きなどしなかったこと。

                   そう・・・すなわち、恋愛にスリルなど求めなかったこと。

                   それに従っていつでも私に誠実であったこと。

                   無理に理解しようとしなかったこと。

                   理解できないからと、あきらめて私のことを

                   投げ出したりしなかったこと。

                   分からないなら分からないままでもいい・・・

                   だけど、その気持ちにそっと寄り添うことならできる・・・

                   そう・・・・・・すべての想いに君は素直でシンプルであったこと。

                   だから長い間いっしょにいることができたのかもしれない。

                   子供達には「君等の性格は基本的に合わない」
                   そう評されるのだけれど(笑)
                   過去記事:8/29『カフェはサイドシート・・・青空の下』より。

                   しかし・・・まあ・・・夫のことを書くと

                   のろけっぽい雰囲気が漂うのは、どういうわけだろう・・・

                   のろけではなくて、あくまでも感謝の気持ちなのだけれど(笑)

                   だって・・・こんなきれいな景色送られたら・・・ね?(笑)

                   いつもありがとう・・・。

              

  



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2016.08.20

category: 家族のこと

バッグひとつの夏

旅の荷物・・・ケイの場合

                     10泊11日の実家滞在を終えて
                     息子は、今朝帰って行った。

                     我が子ながらいつも感心してしまうのは
                     彼のその軽やかな旅の持ちもの。

                     小さなリュックサックと小さなトートバッグ。
                     中身はTシャツ2枚、ショートパンツ2枚。
                     あとはちゃんとした場所に行く時用なのか
                     襟付きのシャツ1枚。

                     それに下着を数枚加えて、旅の荷物はそれだけ。

                     もちろんここは彼の実家だし
                     毎日私が洗濯するし、夏だから夕方には乾くし
                     そんなに洋服のバリエーションを必要としない
                     男子だからという条件もあるからなのだけど・・・。

                     必要を予測して持ってきたのかもしれない
                     襟付きのシャツはついに1度も袖を通すことなく
                     毎日Tシャツとショートパンツで、友達と
                     そして私たち家族と軽やかに楽しんで
                     夏の思い出をめいいっぱい作り、息子は帰って行った。

                     息子から無事にアパートの自宅に帰り着いたと
                     連絡をもらった後、大好きな映画の一節を思い出した。

                     『さくらさんは毎年バッグひとつでここへやってきます
                     ちょっとそこらへんに買い物にでも行くみたいに』 
                                 映画*めがね*より。

                     大好きな映画にも似たお手本が
                     こんなに私の近くにいたことをうれしく思った夏だった。






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寒い一日でした。 窓越しに薔薇の蕾を眺めながら この気温ではもう咲けないかもしれないと思いました。

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