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2019.01.11

category: 本のこと

寄る辺ない夜に・・・共に震えし物語


                    『みにくいあひるの子』『人魚姫』『おやゆび姫』

                    アンデルセンの描いた物語は、どれも好き。

                    その中、自身の子供時代の心を取り出し、振り返り見ると

                    殊、深く印象に残っているのは『マッチ売りの少女』だ。

                    (こんなに小さいのにマッチを売りに行かせられるなんて・・・)

                    (こんなに小さいのに誰も助けてくれないなんて・・・)

                    (裸足なのに・・・こんなに寒いのに・・・雪まで降っているのに・・・)

                    (こんなに小さいのに・・・小さいのに・・・)

                    少女の私は、物語の中の少女と、共に震え、共に泣いた。

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                    この絵本は、最近、迎えたものだ。

                    町田尚子さんの絵が、とても美しい。

                    物語の良さは、内容は変わらないはずなのに

                    読み手のその時々によって、心への働きかけが

                    変わってゆくことに、ひとつの魅力が、あると思う。

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                   『けれど、ほんのすこし ほほえんでいる おんなのこが
                   どんなに うつくしい ものを みたか、
                   どんなに しあわせな きもちで てんに のぼっていったかを
                   しっている ひとは、だれも いませんでした』

                   今の私自身に、いちばん読み聞かせたい言葉は

                   最後のページにあった。

                   内側の幸せは・・・誰にも見えない・・・決して誰にも計れない。


                                              『マッチうりのしょうじょ』
                                             *アンデルセン童話より*
                                               やなぎや・けいこ 文
                                               町田尚子 絵                    

                    

 

ご覧いただきありがとうございます                   

2019.01.09

category: 本のこと

美しいものは、そばに・・・


                    それは、図書館のHP新着書籍コーナーで見つけた。

                    中身を確認することはできずとも

                    『私が絶対好きなもの』と他人事のように確信した。

                    でも・・・高価な本だ、私にしてみれば。

                    「買うのは図書館から一度借りてからにしたら?
                    今なら予約者が誰もいないし早く見れる」

                    「でも・・・やっぱり自分のものにして
                    いつでもそばに置いて好きな時に開きたい」

                    いつものように自問自答。

                    こんな時、頼りになるのは、インスタグラム。

                    ハッシュタグを辿れば、本の幾つかのリアルな情報を知ることができる。

                    かくして、この本は、私の元に。

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                   『鳥は、妖精たちに気づかれずに
                   妖精の国に出入りできる不思議な生き物です。』

                   (ほらね・・・?この世界観、やっぱり私の好きなものだ。
                    好きなもの、美しいものは、そばに置かなくちゃ)

                   私は、誰にともなく後付けで言い訳する。

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                  ところで、ルイちゃん?

                  ルイちゃんも私の知らないうちに

                  妖精さんの世界に行ったりしてるの?

                  もしそうなら、こっそりわたしにだけ教えてよ ?

                  妖精たちのお伽話を・・・ね?


                                                  *妖精の手引き書*
                                             *不思議で美しいフェアリーの世界*
                                                  キャロリン・タージョン著





ご覧いただきありがとうございます

2019.01.04

category: 本のこと

物語の手招き

春色ピンク。
久しぶりのガーベラ。
                       
                       朝一番、スマホに届いたメールを開けたら

                       図書館からだった。

                       予約していた本の順番が、ようやく私に回ってきたのだった。

                       自分の本を読むのに夢中で、しばらく図書館から

                       足が遠のいていたけれど、今年初、図書館へと向かう。

                       自動扉が開いた途端、目に飛び込んでくるのは、

                       夥しい数の背表紙、それぞれの物語を抱えた本たち。

                       無論、ここは、図書館なのだから、

                       それが、当たり前のことではあるのだけれど。

                       (寡黙な友人・・・それでも愛情深い友人たち・・・今年もよろしく)

                       私は、たくさんの背表紙に向って、心の中、そう呟く。

                         




ご覧いただきありがとうございます                         

2018.12.28

category: 本のこと

雪と語らう


                      雪の夜、この物語の扉を開けるには、とてもふさわしい夜だ。

                      そう思い、ページをめくり始めたのは、

                      『雪のひとひら』

                      美しい表紙に心惹かれて、つい最近、書店で買い求めたものだ。

                      まだ半分ほどしか読んでいないけれど、

                      言葉のひとつひとつが、優しく、美しい、静かな物語だ。

                      著者は、ポール・ギャリコ(1897-1976)

                      きっと、冬が来るたびに、書店の目立つ所に並ぶ

                      名作なのだろう。

                      私としては、けっこうな数の本を読んできたつもりでいたけれど、

                      このような名作や、読むべき優れた物語に、私は、どれほど

                      まだまだ出会えずにいるのだろう・・・。

                      そう思うと、少し愕然とする。

                      物語は、人類が続く限り永遠に語り継がれるけれど

                      人生は、有限だからだ。

                      当然のことではあるのだけれども。

                      とにもかくにも、読もう・・・読もう。

Rui20181228b.jpg

                      さて、今日のルイちゃん。

                      外は、雪で寒いけれど、

                      ルイちゃんの居る場所は、暖かいね。

Rui20181228c.jpg

                      今日もマイペース、平和そのものです(笑)




ご覧いただきありがとうございます                         

2018.12.19

category: 本のこと

女の子を隠し持つ


                     大きな大人(中年・・・笑)になって良かったと思うことは

                     かわいい物語や絵本の世界を

                     素直に心おきなく楽しめるようになったこと。

                     自分が作った妙な境界線やこだわりが無くなったのだ。

                     例えば『絵本や児童書は子供たちのために存在するもの』

                     と、私は、かたくなに思っていたふしがあるから。

                     最近迎えたこちらは、北欧フィンランドで生まれた物語。

                     かわいい物語なのだけれど、少しビターテイストも混ざっていたりと

                     やはり、児童書だって侮れない。

                     映画化された『オンネリとアンネリのおうち』は

                     もう、とにかくインテリアや衣装がかわいくて

                     眼をも楽しませてくれる。

                     ときめいているのは、たぶん、私の中に

                     そっと隠し持つ、女の子の心の部分。

Swan20181219a.jpg

                     さて、今朝も、自宅二階の窓から愛する子たち。

                     この部屋から撮ると、田んぼへ向かう時は

                     頭は、向かって左側。

Swan20181219b.jpg

                     でも、あら・・・?

                     あなたたちは、どちらへ?川へ戻るの?

                     それとも違う方の田んぼへ行くの?

                     たまにこんなこともあるのです(笑)




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プロフィール

琴美

Author:琴美
ひとりごとのような言葉の連なり。
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野鳥小鳥の餌やりも食料の少なくなる冬だけは少しお手伝いしてもいいようです。バードフィーターなる餌入れもいろいろ販売されているよう。

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