2017.08.25

category: 本のこと

心の友に会いにゆく

                     
                       『そのすばやい微笑みをとりかわしただけで、
                       アンとポールは、まだ一言も口を
                       きかないうちに、永久の親友となった』

                       ・・・だなんて・・・。



                       
                       「わかる・・・わかるわ」そう言って

                       思わず彼女・・・アンに駆け寄り、手を取り合いたくなる。

                       小学生の頃に出会って、以来、折に触れ、

                       幾度となく読み開いてきた彼女の物語は、

                       私の中で未だ色褪せることなく、時が積み重なるほどに、

                       かえって奥深くなるばかりなのだ。

                       先の文章が、心の琴線に触れたのは

                       今の、この、私だからこそなのだと思う。


                                                『』内の文章。
                                                 モンゴメリ著*アンの青春より。






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2017.08.18

category: 本のこと

深く寄り添う・・・

Book and Coffe

                         かつて、楽しみとして読み追っていた物語が、

                         何かしらの教えを請いたいとして開いていたエッセイが、

                         いつの間にか、この心に深く寄り添う、

                         物静かな友人のような存在になっている・・・

                         そんなことがある。

                         それらは、幾度となく読み開いてきたもので、その度に、

                         あくまでも自分と切り離した、赤の他人の生きる物語だったし、

                         或いは、ただただ見上げるばかりの師だったのだ。

                         そのことに気づいたのは、ごく最近のことだ。

                         無論、本の内容が変わったわけではなく、それは、

                         読み手の私の心持ち、経験値が変わったのだと推測される。

                         例えば、彼女の、
                              『呼びとめたいような時間が過ぎてゆく』とか・・・
                              『恋の極まりは悲しみに気化してゆくものらしい』とか・・・

                         その言葉のいちいちが、頷かざるを得ず、

                         今になってあっさりと、私の深い場所に沈み込むのだ。

                         月日が重なり、幾つかの時代を経て、絆が深まりゆくのは

                         どうやら、人と人同士のことだけではないらしい。




                                          *『』内の言葉*
                                            田辺聖子著:*恋にあっぷあっぷ*より。
                         

   




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2017.03.29

category: 本のこと

物静かな友人



                       彼も、そして彼女も

                       いつでもただ静かに、そこに佇んでいるのだ。

                       例えばその扉は、いつでも好きな時に

                       開いてもいいように設えてはあるけれど

                       その扉の向こうの住人である彼等は

                       こちらの訪問を促すようなことなど、決してしない。

                       ただただ静かにそこにいる。

                       それでも自らの存在をふわりとさりげなく漂わせて・・・。

                       そして、一たび、その扉を開けば

                       どんな時も温かく迎えてくれ、自らの物語を静かに語り出すのだ。

                       それは、決して押しつけがましいものでもなく、

                       (あなたの感じるままでいいし、途中でこの扉を閉じていいのだよ?)

                       そう無言で語りかけてもくれる。

                       本との時間は、とても安らかだ。

                      





                                                   *写真の本*
                                               『なかなか暮れない夏の夕暮れ』
                                                  江國香織
                                               『扉のかたちをした闇』
                                                  江國香織/森雪之丞
                                               『本を守ろうとする猫の話』
                                                  夏川草介

  




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2017.02.22

category: 本のこと

変わらない・・・そのことへの憧れと尊敬

My favorite books

                         もう何度も読んだというのに

                         相も変わらずページを捲ってしまう・・・

                         私にはそんな本が、いくつかある。

                         何が始まり、何に繋がり、何がどうしてどうなるのか

                         もう一部始終を把握しているし

                         登場人物の台詞さえ、一部そらんじているというのに。

                         そればかりか

                         ドキドキする場面では、ちゃんとドキドキし

                         切ない場面では、決まって切なげな気持ちになるのだ。

                         何度読んでも。

                         たぶん、安心するのだと思う。

                         物語は、その物語のまま

                         姿形を変えずに、そこにあるということに。

                         ページを捲れば変わらぬ姿で迎えてくれるということに。

                         それは、ただ単純に『好き』という

                         気持ちとは別の所にあるような気がする。

                         例えば、アンもメアリーもモモも

                         物語の外側で、時代がどんなふうに変わっても

                         スマートホンを操ったりしないし

                         パソコンの画面に釘付けになったりしない。

                         ある意味、とても安らかだ。

                         進化し続けてゆくこと、変わり続けてゆくことは

                         魅力的だということを認めつつも

                         その一方で、変わらないということを

                         大切に守りたいと思う私がいる。






                         

                         

                         

                         
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2017.02.08

category: 本のこと

小さな教室

A Little Pricess

                         その扉を開くと、その場所は

                         ある日、教室になる。

                         ここ数日の間の私には、小さな女の子が

                         まるで教壇に立つ先生のように

                         大切な何かを伝え寄こしてくる。

                         (結構生きている大人だからって
                          何でも知っているわけではなかったわ・・・)

                         私は、文字を追いながら、心の中で

                         その小さな先生である彼女に言う。

                         まるで恐れ入ったように。

                         事実、そうなのだ。

                         例えば、彼女が言うには・・・

                         顔に血が一気にのぼり、耳もぴりぴりしてきても
                         プリンセスならば、激情に流されてはならない。・・・こと。

                         そのために

                         プリンセスだというふりをすること・・・それは
                         プリンセスらしい振る舞いを心がけるため・・・だということ。

                         なるほど・・・・・。

                         それにしても・・・この物語、かつて小学生の私が

                         読んでいたはずなのに、あの頃と今では

                         心への染み込み方が全然違う。

                         もちろん物語の内容は同じであるはず・・・・・

                         だからこそ本はおもしろいのかもしれない。


                         

        


                 

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私と私の世界の物語。

ミムラ姉さんのこと

息子が買ってくれました。

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数か月ぶりに作ったシフォンケーキ。 ちょっと、(あれ?)みたいな仕上がりに(笑) 継続は力なりと言いますが、やはり継続しないと力になりませんね・・・ 今後はたまに作ることにします(笑)

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